ドジヤーで無くて日除けテント       
                                             
                製作日平成十八年八月初旬
          ドジヤでなく日除けテントの製作

今回は以前より付いていた、ドジヤーを外すことにした。
ソフト、ドジヤーですが、デヘラー36CWSの物は前の風防はポリカボネートで出来ているので、
ビニールの様に捲り上げる様には出来ません、今までは暑い時はファスナーを外して
上側の隙間より風を呼び込むことぐらいしか出来ず、結局は暑い時は風防を外して
使用していますが、今回思い切って取り外して、日除け専用のテントを作成する事に
しました。
帆走しながら日陰を求める事を考えたからです。それと雨よけの兼用とも考えています。

大きさは縦2,040M横2,040Mで四角な物です、今回使用の材料は、マリンサービス児島の
パイプフィッティング・オーニングパーツを使用しました。その他のものは自作です。
骨組みはステンレス製のパイプΦ22ミリ肉厚1,5ミリ、これなればパイプベンダが無くとも少しは自力で曲がる。

を利用して、先ずパイプを切断する、300mm×2。900mm×2。800mm×2。2M×4。柱用500mm×2
700mm×2=14,400M。にライトカッターで切り出して、天井になる2Mのパイプを約15%Rを付けることにした。
Rを付けるのに車のタイヤーを利用して、片方を固定し真ん中辺りにタイヤの山の部分を押し付けて
真ん中にRを付けた。柱は4本です、取り付け台は元来のドジャー用の物を流用しました。
港に運んでヨットに取り付けです、切断から取り付けまで約半日の作業でした。
日除けテントは、4〜5日前に某セィル屋さんに、FAXで図面を送って製作を依頼していた。
骨組みの組み立ても終わったので、テントを引き取りに行く。
再度骨組みを見直して取り付けビスを増し締めして完了。
貰ってきたテントを張るのに3ミリのクレモナロープを使う、前の方より張って行き、約2時間ほど
で完了しました。
しかし、手で持つと、前後左右に少しゆれる、筋交い「トラス」組みを前に二箇所と後ろのテントを取り付けている所の二箇所合計四箇所を入れることにした。
これでしっかりと手で持つことも出来ます、ハンドレールの代わりにもなりました。
トラス追加材料はアルミパイプ2MФ19mですこれを切断して使用しました。

テントと言うよりもドジヤーの天井を平たくして、前や横の物を取り払った様なものです、
釣り船の日除けテントの小型の様な物ですが、セイリングすると、清流作用も手伝って到って
涼しく感じました。
皆さんも一度、挑戦如何ですか。4月〜11月までの使用に成るでしょう。

材料費はステンのパイプ、T、L、バンド、ビスアルミパイプを含んで合計で44,600円。
テント、サンブレラー使用、縫製とも一式35,000円。