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押入れに暗室まがいの部屋を作って引き伸ばし器もラッキーと言う機種にフジノンのレンズを装置して、現像から引延しまで名刺より半切までは自分で行っていた、あちらの撮影会、此方の撮影会とよく写しに行った、その内にカラーフイルムが輸入されて来た、アメリカのイーストマンコダックだ、直ぐにフジフイルムや小西六桜フイルムもカラーのネガフイルムを出してきたのは言うに及ばない、そうなると一般的にカラーの写真が当たり前の時代となって自分で現像して焼き伸ばして仕上る楽しみが薄れてくる、妙なもので簡単に誰にでも美しく写せるようになるとこの趣味も半減してきて、現在はカメラもフイルム式は使い捨てカメラもあり、デジタルカメラも沢山出回って高画質かしてきた、私は、昭和32年頃には見向きもしなくなってきた。