12日、泉大津港を12時に出航する。当初は10時に出航の予定でしたが、台風4号の襲来で、
2時間遅らせて雨を避けての出航となりました。
エンジン2,400回転、艇速5.8ノット、対地速度5.2ノット、見かけの西の風で17ノット。同行艇は、クーパー、のり姫、と我がブルーシーガルの3艇です。乗員は、クーパーは風助シングル。のり姫は池永さん親子、ブルーシーガルは河田さん、樋泉さんと私の3名です。
12時45分、ジブを展開、対地速度が6.2ノットに上がった。艇速は6.4ノットで進んで行く。淡路島津名港に4時35分に到着しました。ログメーター25.1マイルでした。しばらくして、ファミリーの梅ちゃんも来た。
5時過ぎに、いつも行く津名ロッチの風呂に行き、夕食もいつもの「いずも庵」にて天重セットで満腹です。奥土君が来る。コックピットで少し遅めの二次会です。
13日、クーパーは一足早く出航して行った。私たちは奥土君を待って、奥様手作りの昼食弁当を差し入れてもらいました。樋泉さんの潜水道具一式と、樋泉さん本人を残して、8時15分にのり姫と2艇で出航です。ファミリーの梅ちゃんも、今日は洲本に行くので、ゆっくり出航すると言っていた。
朝食は池永さんのイタリアンで、朝からご馳走です。
エンジン回転数2,500。艇速6.5ノット。対地速度6.2ノット。風なし、波もなし、9時10分、サントピア沖、流れ物が目に付いてくる。対地速度6ノット。艇速は6.4ノット。エンジン回転を100回転落として
2,400で進む。
9時50分、由良瀬戸の暗礁の灯台前を潮に押されて、対地速度が4.5ノットに落ちる。10時5分、友ヶ島水道を通過する。
11時50分、沼島を左舷に見ながら、川内漁港に進路を取る。艇速6.6ノット、対地速度6.2ノット、エンジン回転変わらず。
お盆の里帰りか?沼島通いの連絡船は満員です。奥土君の奥さん手作りの弁当をおよばれする。
1時55分、川内漁港にのり姫共々到着です。ログメーター36.2マイルでした。
既にクーパー、風来坊、トトロが入港している。しばらくして、ラピュタも入港する。
いつものことながら、新西の馬鳥艇の食料も貰ってきた。大園さんおおきにです。夕食はレース前夜祭のパーティ用の食事とビールで全員満腹です。その後は土井さんの車にて川内温泉に送ってもらう。
14日早朝よりクーパーと二色より来ていたスーパートトロの2艇は阿波踊りレースに参戦。池永さんの息子さんは、風助より貰った観覧船の乗船券でレースを観戦後、電車にて帰って行く予定です。
残った我々は、ほのぼの観光の河田さんの提案で、大歩危小歩危を散策にと、タクシーで徳島駅へ。
その後レンタカーを借りて、徳島自動車道路にて井川池田で降りて、大歩危小歩危を見学です。
祖谷橋近くの蕎麦屋で、祖谷蕎麦を食べて祖谷橋口より橋を渡って、秘境の祖谷温泉へ行く。
曲がりくねった道を上って行く。右手に秘境の祖谷温泉の駐車場へ到着しました。
日本三大秘境の景観を楽しみながら、ケーブルカーで降りて行く。全国屈指の名湯と源泉かけ流し露天風呂といわれている所です。
ケーブルカーで45度で降りた、谷間の温泉で硫黄の香りが漂っていました。
温泉に入って気分も良くなって、川内漁港に帰ってくると、先ほど、ろしなんてぃ、ドントレスの2艇が到着していた。
7時から始まるヨット連に合流するために、早速、諏訪ちゃん夫妻と奥さんの友人、中井さん、佐野さんを河田さん、池永さんの案内で、松本さんの運転でレンタカーに乗ってもらい、徳島の両国の踊り場へ。
私たちは再度帰ってきたレンタカーを返却に徳島へ行き、踊り会場で皆さんと合流です。踊り場では、熱気にあふれて皆さん、よしこの囃子にのせられて、踊る阿呆になっていました。
踊り会場より、タクシーに分乗し今夜も川内温泉へ。汗を流して、夕食の宴で夜も深けてゆきました。
15日朝5時にドントレス中井さん、ラピュタの2艇で白浜向けて出航する。
私たちは、昨日の朝炊いた茶粥を温めて朝食です。
7時過ぎに、リリー・オブ・ザ・バリー艇、風来坊艇、スーパートトロの3艇が帰港する。私たちも、のり姫、
ろしなんてぃ、ブルーシーガルの3艇で白浜向けに出航した。エンジン回転2,500、風なし、艇速6.6ノット。対地速度6.4ノットで進んで行く。9時40分、うねりが出始める。対地速度6ノット。艇速6.5ノット。エンジン回転変わらず。
10時、風が出てきた。リーチングで見かけの風20〜25ノット。艇速が伸びて来た。最大風速30ノットオーバー。対地速度7.5ノットになる。11時、日ノ碕を交わしたあたりでドントレス艇が見えて来た。強風の中、ドントレス中井さんが、2ポインリーフで頑張っています。12時15分、ドントレストと平行して走る。エンジン回転1,900回転に落とす。しばらく進み、田辺湾に進入する。
風が少し落ちて、見掛けで18〜22ノットになる。対地速度も落ちて6.5ノット。リーチングで進んで行く。
観測搭付近で先行きしていたラピュタ艇を確認する。しばらくすると、観測搭辺りに全艇集合して、セイルをダウンして、一列に並んで、第二目的の中ノ島浮灯を左舷に見て進んで行く。
堅田島を回り込んで綱不知の桟橋へ5艇で到着。到着時間3時30分。ログメーター51.2マイルでした。
白浜のヨットマン大更さんと2年ぶりの再会です。三川さんはプレステージの回航で、今頃は室津沖辺りを白浜向けで走っているだろう。4時半に皆さんそろって、タクシーにて岬の湯へ汗を流しに、白良浜海水浴場では大勢の人出で一杯です。
露天風呂で最高の気分。湯船を撮影して、カメラを岩の上に置いたのですが、転げ落ちて、湯船の中へ。残念無念、カメラはお釈迦になりました。何とかこれまで撮影したメモリーは生きていました。
帰りはバスにて桟橋へ。2年前に行った時に入った中華料理屋で夕食です。飲んで食って満腹です。
お店の前のスーパーで買い物をして、ヨットに帰ってきました。岬の湯では、洗剤が使えないので再度桟橋の横手の綱の湯へ。今日も二度も温泉に入りました。
桟橋で二次会の始まりで、飲んで飲んでお開きは11時頃でした。キャビンで眠っていると、4時頃に人の声、表に出ると、プレステージVが帰ってきた。上杉艇長、吉田さん、三川さんとも二年ぶりの再会です。岬の湯でカメラがお釈迦になったので、これから先の画像は、ろしなんてぃ諏訪ちゃんの奥さんの友人有浦さんの撮影した画像を使わせてもらいました。
話し込んでいる最中に、ドントレス、ラピュタの2艇が出航して行く。ラピュタ伊東さんたち3人は今日は泉大津へ帰港です。ドントレス中井さんは、一足早く洲本へ。
私たちは7時頃出航予定でしたが、ろしなんてぃは間違って、燃料タンクに飲料水20リッターを入れてしまう。これが原因で出航前にエンジン停止。原因を追究するのに右往左往。はっと気が付いて、佐野さんが水抜きに挑戦、何とか機嫌よくエンジンも回りだした、これで一安心です。
河田さんと吉田さんたちに送ってもらい出航です。今日から、のり姫とブルーシーガルがシングルです。
16日の朝9時15分に出航です。エンジン回転2,500。艇速6.5ノット、対地速度6.2ノット。
昨日と打って変わって、波も風も無い。静かにエンジンで滑って行く。そんな処へ、岸やんより電話。
今、白浜のメガネ岩の沖に来たところや。それやったら我々と会えるなー。しばらく走っていると、それらしいヨットの姿が見えた。岸やん共々友が島まで同行です。
風が前に回って、セイルが効かない。やがて岸やんの回航ヨットと平行で走る。12時、日ノ碕沖通過、進路300度に変進、岬を回ると、少しあった風も無くなって、ジブを巻き取る。進路340度に変更。1時55分頃少し潮に乗り出した。対地速度7.5ノットに上がる、エンジン回転変わらず2,500。艇速6.6ノット。
少し風が出て西に振って見かけで18ノット。3時35分、友ヶ島水道通過、対地速度8ノット。何とか潮に乗っている。マックスで8.5ノット。4時15分、洲本に3艇揃って到着。ログメーター49.1マイルでした。
5時過ぎに、皆さんで久しぶりで東光湯へ、以前は入浴料340円でしたが、今回は400円に値上がりしていた。しかし、シャンプーと洗剤付です。帰りがけに食堂で、今回最後の宴会です。
飲んで食って帰ってきて、桟橋で再度飲んで夕涼みでした。
17日、ドントレスは6時過ぎに出航する。我々は池永さんお得意のイタリア料理のパスタで朝食です。満腹になり、コーヒーもよばれて、いざ出航。
8時10分、もやいを解く、今日も昨日に続き波も風も無い。
やけに太陽が照りつける。10時10分、べた凪の大阪湾。しばらくすると、潮に乗り出した。対地速度6.7〜6.9ノット。エンジン回転は今日も変わらず2,500回転。10時35分、関空南沖を通過する。対地速度6.8〜6.9ノット。泉大津港まで10.7マイル地点を通過する。
12時30分、3艇共々泉大津の泊地に到着しました。ログメーター29.3マイルでした。
ドントレス、中井さんは一足早く到着していました。
今回のクルージング参加の皆さんお疲れ様でした。
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[15460] ヨット体験、ありがとうございました 投稿者:aririn 投稿日:2010/08/18(Wed) 12:02 [返信]
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こんにちは。初めてブルーシーガルのHP、訪問させていただきます。8月14日〜17日の徳島阿波踊り〜白浜〜洲本、ロシナンテの艇長さんご夫妻にお願いしての初めてのヨット体験、夏の素晴しい思い出ができました!クラブの皆様方の楽しい雰囲気と、温かいお心遣いにとても感謝しています。有難うございました!連日の晴天、水平線は360度、海は蒼くヨットで大海原を快走する気分は最高ですね。印象に残る凄い飲み物群。忘れられない朝の洲本のグルメ桟橋、スパゲティボンゴレとコーヒー。。。何もかも絶品です。ヨット連の法被を着ての阿波踊り、「ヨットせい!ヨットせい!」の掛け声も高く、すっかり盛り上がってしまいました。
撮った写真はなんと200枚を越えています。皆様、初めての私にも楽しさを分けていただき、ほんとうに有難うございました。 |
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[15459] 初めてのシングル、紀伊水道 投稿者:なかい@dauntless 投稿日:2010/08/18(Wed) 08:19 [返信]
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上田さん、素敵な航海に連れて行って頂きまして、本当にありがとうございました。泉大津出港時に、オートパイロットに変調を来し、もう止めようかと思ったのですが、やっぱりこんなこと次回はあらへんわ、と再度出航。徳島までティラーを握りしめてすごい経験になりました。また、徳島からはクーパー輸本さんのご厚意で同じ型のオートパイロットをお借りすることができました。翌日の徳島白浜の波風ではこれなしではとても危険があったと思います。 |
いっぱい思い出を作りましたが、一番は写真に載せました。風雨の激しい中、約6時間Dauntlessに助けられて航行を続け、日の岬を過ぎた頃、後ろを振り向くと、ブルーシーガル、ロシナンテ、Norihimeが一緒に伴走してくれていました。感動しました。西部劇の「騎兵隊」のように、駆けつけてくれたっていう感じで最高な気分でした。ここで初めて安心して昼ご飯にしましたが、まだまだ波があるのに気が大きくなってカップラーメンにお湯を注ぎ、結局ひと波食らってコックピットにぶちまけました。
また、つねに先を行って、目印をつくってくれたラピュタに感謝します。
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