白浜クルーズ
今年は連休の数日前より「ほのぼの」の河田さんと白浜に行こうと計画していたが、
行く日の二日前に河田さんが急遽行く事が出来なくなったとの事で、
サクセス、貴姫、ブルーシーガルYの三艇で行く事になった。
河田さん燃料も水も積み込んでいたのに残念です。
4月29日
友ヶ島水道の潮に合わせて、午前7時に三艇揃って泉大津港を出航する、天気は上々、風は南西の微風で前から吹いてくる。
揺れ止めにメィンを上げているが、効果は無い、エンジン回転2,600、艇速6,3ノット対地速度も同スピードだ、関空の橋下を通過、フエリーと同時に通過する、今回は白浜まではダブルハンドとなった昨夜電話で奥土君も白浜まで乗ると言う、彼は連休の後半は子守をしなければと言っていた、見かけの風が10〜13ノットに上ったのでジブを展開、少しスピードが上がり対地速度6,6ノット、
しかし10時50分紀淡海峡通過の頃にはまた風も落ちてしまう。
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関空大橋 |
迎えに来て頂いたフラッパーの田中さん |
紀淡海峡を通過し加太瀬戸の沖で和歌山のフラッパー田中さんのヨットが前方に見える、挨拶を交わしながら進んで行く、和歌山に入っても風も波も無い、湯浅の沖合いでCooさんが出てくる、一緒に方杭に行かないかと声をかける、2時45分方杭到着、ログメーターで44マイルでした。
しばらくして貴姫、サクセスに続いてCooさんも到着した。
今回白浜までの同行艇は貴姫河知さん、清水さん、サクセス時田さん、高橋さん、森さん、我が
ブルーシーガルは奥土君と私の二名で合計七名です。
しばらくして淡輪より3艇入港、最後に入港したヨットがハマチを釣ったと一匹貰った有難う、
5時過ぎにCooの中島さん共々皆揃って「みちしおの湯」歩いて約6分、温泉につかって1,980円で夕飯のお膳付、艇に帰ってハマチを造りにして残りをあら炊きにした、美味しい酒の肴が出来ました。
此れで艇内用の二次会宴会となりました。
みちしお温泉ロビー&PECを見る |
ハマチの作りで艇内で二次会 |
30日方杭港を午前7時
Cooさんを残して我々三艇は出航する、西の微風、メィンを上げて機帆走、艇速6,3ノットエンジン回転2,600,対地速度6,5ノット少しだが南流の潮に乗る、7時45分、日ノ御碕を左舷に見る。
10時20分田辺湾の入口近くで白浜のエスメダルだ三川さんらしいヨットが見えてきた、
確認のため電話を入れると間違いなく三川さんだ、大更さんもCORAZOでお出迎えを頂く、
エスメダルだの誘導で綱不知の桟橋に到着、11時ジャスト、ログメーター、27,7マイルでした。
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迎えに来てもらったエスメダルダ |
同じく大更さんのCORAZO |
しばらく待つと貴姫が到着、サクセスが少し遅れていましたが三川さん大更さんの誘導で無事着岸。
大更さんの車で奥土君を白浜駅まで送る、代わって上嶋さんが12時20分着で白浜駅に到着した。
大更さん三川さん、上嶋さん私の四人で昼飯を食べる、結局大更さんにご馳走になりました。
これで我が艇は奥土君が下船し上嶋さんの乗船です。
白浜海岸を沖側より見物 三段壁 千畳敷 円月島や海中水族館 |
満腹になり午後よりブルーシーガルに全員乗船して白浜の沖より三段壁や千畳敷、円月島等を見学クルージングに出航しました、千畳敷の岩の上では大勢の観光客が居ました。
今夜は事前に予約していたとの事で、貴姫の河知さんの取っていた民宿「あずまや」で一泊、
夕食を取り外湯の「綱の湯」に行く。
明日は落ち日よりの様なので、少し早く出航することにし、三艇揃って和歌山マリーナーシティに
行くことになりました。
帰りには三川さんたちにお土産まで頂きまして有難うございました。
1日午前6時
白浜の桟橋を後にする、風は無く艇速6,3ノット、エンジン回転2,500、対地速度6,5ノット,310度、
日ノ御碕に進路を取る、8時過ぎに風が少し強くなり小雨も降りだした、ヘットセィルの機帆走だ。
風来坊さんに電話、今回はラピター秀吉さんの友人兵藤さんの買ったカタリナ30fの回航のお手伝いに淡輪から乗船し昨夜は方杭泊で今朝方出航して周参見に向かっている、今頃日ノ御碕を通過しているころだ、合わなければ成らない距離ですが姿が見えない、ご安航を祈る。
後日聞くところに拠れば我々を探して田辺の湾内に突入、此方は沖よりに進路を取っていたので、分からなかったが、風来坊さん達からは沖合いにいた我々を確認したとのことです。
17〜20ノットの見かけの風がコウターリーから吹いてくる、9時16分日ノ御碕を右舷に見る頃には25〜30ノットに上って追っ手となる、時々瞬間40ノットのブロが吹く。
対地速度6,5〜7,5ノットに上る瞬間9ノットオーバーで走る、艇はドンブラコ状態で気分が悪いし横殴りの雨風で全身ずぶ濡れと成った、11時20分下津沖の沖ノ島を右舷に見て進路転進、和歌山マリーナーシティに向けると波も無くアビームに成って風速も落ちてきた、12時20分マリーナーシティの桟橋に着岸。
プレステージVの上杉艇長の計らいで事前に連絡を取ってもらっていたので係員に舫いも取ってもらいました、今日のログメーター42,2マイルでした。
今日は天気予報よりも早く雨が降り出して風もキツイ、陸に上って傘を差しても飛ばされる。
丸ちゃんに電話して和歌山まで来ないカーと、丸ちゃんが車で陸路のクルーズでマリーナシティに4時過ぎに到着した、上嶋さん、丸ちゃん私の三人とサクセス一家と黒潮温泉に入浴、黒潮市場で夕食の寿司を買ってきて艇内で楽しい小宴会、話に花が咲き11時ごろに上嶋さんと丸ちゃんが車で帰って行きました、明日からはシングルです。
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マリーナシティの桟橋の艇内で夕食 |
黒潮温泉 |
2日朝から
天気も回復の兆し、しかし風がキツイ衣類の乾燥に艇外に放り出して天日に当てる、
10時頃ろ貴姫が出航、泉大津に帰港との事、風が治まれば、サクセスもサントピアーに昼過ぎに
出航予定をしていたのですが、今日もこのまま居続ける事にしました、時間つぶしにオッサン
四人でポルトヨーロッパを見学する。
マリーナシティの二日目です 明日は良い天気のようです |
私も昨日の係留場所よりゲストバースにお願いをして移動する、
サクセスと二艇並べて今夜はブルーシーガルで鍋の楽しいパーティと成りました。
ブルーシーガルは明日は洲本え、サクセスは泉大津に帰港する予定です。
先ほど電話では、ほのぼのの河田さん、丸田丸の丸ちゃん、のり姫の池永さん達が、洲本に先に行っているとの事です。ファミリーの梅谷さんとマンボーの赤碕さんも洲本に来る予定、明日は洲本も賑やかに成るでしょう。
空を見上げると茜色に染まった夕焼けは美しく、明日は良い天気に成るでしょう。
昨夜遅く息子より電話で孫を連れて車でマリーナーシティに来ると言う、今夜から花火が上るらしい、それを見に行くとの事です、出航をあきらめ様かと思案に暮れる、サクセスは10時過ぎに泉大津に帰港、その後息子一家が孫と共にやって来た。
私は息子一家と昼飯を食べて居る処に電話が入る。丸田丸が関空の沖合い南側でエンジントラブル、オールタネーターが故障でバッテリ上がり、その上冷却水ポンプの破損との事です、3G用のポンプの予備を積んでいたので持って行く事にした。
3日12時45分
息子一家を残して出航する、南西の微風トップセィルだけの機帆走、北西の風見かけで約15ノット、
艇速6,14ノット、対地速度5,8ノットエンジン回転2,500,しばらくして友ヶ島水道をつれ潮に乗って9,1ノットで進む、3時40分頃に洲本到着、ログメーター18,9マイル。
洲本到着後、丸ちゃんに冷却水ポンプを渡してガソリンスタンドでバッテリーを充電して、エンジン始動OKと成る、此れで明日あさっては大丈夫、母港まで無事帰れるだろう。
今宵は泉大津より、ファミリー、マンボー、ほのぼの、のり姫、鳳凰、丸田丸、くじら丸、ブルーシーガルの8艇、ロイヤルのキャンモアと他のヨットも4艇ほど来て洲本は臨時のヨットハーバーに成った。
皆で東光湯に行く、何時もは白梅食堂が定番ですが、子供や女の人が居たので河田さんお勧めの
食堂で夕食、二次会は何時もの様に今宵もブルーシーガルで定番の宴会となりました。
4日
何時もの決まりのように待合室でモーニングコーヒーを飲んで昼過ぎまでのんびりと過す、
今頃はだぶるれいんぼうさん達も翼港に集結して賑やかにやっているだろう、
ついでに昼食も此処で取って12時45分もやいを解く、今日はキャンモアのお客さん女性二人が翼港まで同乗する、洲本からの同行艇はキャンモア、丸田丸と私の三艇、ほのぼの、ファミリー、のり姫が先行きしている、くじら丸は和歌山マリーナーシティに出港準備、ご安航を祈る。
洲本を後に翼港に向かう 途中に見える仮屋の観音さん |
北東の風10ノット機帆走で進む、エンジン2,500回転、艇速6,2ノット対地速度5,8ノット、
2時05分仮屋の観音さんを見る、電話が鳴る、だぶるれいんぼうさんだ、我々が走っているのが見えていると言って来た、停泊は右舷付けで桟橋にとの事です、後15分ほどで到着予定ですよろしくお願いしますと言って電話を切る。翼港到着2時45分、ログメーター14,2マイルでした。
既に翼港では泉大津から参加の5艇を交えてロイヤルが11艇合計16艇となりました。
ウエスティンホテルの専用マイクロバスで松帆の湯まで送り迎え |
一昨年同様、河田観光の底力でウエスティンホテルに交渉して以前のようにマイクロバス2台で
松帆の郷に行く、一人700円也、送り迎えでこの値段、河田観光の交渉術は恐ろしい、汗を流して今宵は全員でバーベキュー大会となりました。
今回のバーベキュー大会にはロイヤルの会長や担当者の泉流さん不在のため、だぶるれいんぼうさん、プルプルさん等に随分とお世話に成りました、有難うございます。
翼港でロイヤル主催のバーべキュウ大会 その後はブルーシーガルで今回最後の二次会 |
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全員で集合写真 |
5日
今日は最後の日、一番先に丸田丸が6時に飛び出した、二番手はファミリーが7時に出航する、
私達は9時に全艇出航する、天気は上々雲ひとつ無く東の微風メィンを上げるが
揺れ止めの役にも立たない、風も無く波も無い、エンジン回転2600、艇速6,4ノット
対地速度6,2ノット。
10時過ぎ「ほのぼの」の河田さんより電話、エンジン停止やとの事、分かったと言いつつ
Uターン15分ほど引き返すとほのぼのが漂っていた、早速ロープを受け取って泉大津に向かう
エンジン200回転+2,800で対地速度5,7ノット、ゴールデンアローが無線で葛城も水蒸気を
はいている様なので同行するとの事、のり姫も何処で聞いたのかほのぼのに付き添ってきた、
今日はターグボートに変身 ほのぼのに寄り添うのり姫 |
ほのぼのさん、えらいもてまんなー、12時05分石津の航路ブイを左舷に見る、
翼港で買ったお昼の弁当、七大寿司のアナゴ寿司500円也、二年ぶりに味合う美味しさだ。
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石津の航路ブイ |
二年ぶりのアナゴの弁当 |
1時37分ほのぼのを曳航して泉大津の赤灯を右舷に帰港、ログメーターは22,6マイル。
ほのぼの艇を給油桟橋に曳航し、早速上架すると何のことは無い、ぺラにドンゴロスの袋が
絡んでいたとの事でした。
泉大津組は全艇無事に帰港 ロイヤル石津も全艇母港に帰りました |
今年の連休も無事終わりました29日に紀州白浜に向けで出航してから5月5日まで、
7日間遊んで泉大津港に帰ってきました、皆様お疲れ様でした又ご一緒に行きましょう。
だぶるれいんぼう作成、ロイヤル主催大阪湾横断クルージーングスライドショー
今回のクルージング泊地。
座標方杭港 N33°56,274/E135°04,520
白浜綱不知 N33°41,184/E135°21,210
和歌山マリーナ N34°09,280/E135°10,329
淡路洲本 N34°21,161/E135°54,651
淡路翼港 N34°33,281/E135°00,505
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