小豆島へクルーズ
                                             
                      2005/9/17〜19日
     クラブに関係なく有志で、毎年行っているクルージング企画。

  今年のお盆には三泊四日で「海亀の町」へと、言う事で日和佐に行ってきました。
 九月の連休には河田さんと相談して、以下に決定しました。
--------------------------------------------------------------------------------
 [7078] ほのぼの観光ツア〜の皆さんへ! 投稿者:ほのぼの。河田 投稿日:2005/09/14(Wed)  14:28 [返信]

 小豆島でのスケジュールが出来ました。18日06.00〜07.00に富島を出航。14.00〜15.00に草壁
 についた後は。17,20の島バスで土庄フエリーターミナルまで約25分、540円、で参ります、18,05に
 オリ−ブ温泉の無料バスがありますのでそれに乗り換え5〜6分で温泉着、入浴料800」円、伊東さん
 は当日草壁までダイレクトに来られるようですが、これなら17,20のバスに間に合いそうですね〜。
 それでは、吹田さん、ぽんぽん丸さん、上田さん、17日に明石海峡で逢いましょう、フラッパーの
 田中さんこんなスケジュール勝手に決めましたがヨロシクです。
--------------------------------------------------------------------------------
              大阪湾の、早朝は風も波も無く、静かでした
  と言う事で、17日のご前6時10分、2爺丸と共に泉大津を出航する。
 天気も薄曇で先ず先ずの空模様。風は東の風、見かけで約7ノット、コウターリーの風。
 赤灯台を左舷に見て、針路280度。エンジン回転2,500,対地速度は不明、3日前にスピードセンサー
 が回らなかったので、点検修理をして船底塗装を塗った、それが少し引っかかっているのかセンサー
 の回転不良の様だ。対地速度は6,9ノット。セルフタックジブ+メィンを上げての機帆走で進む。
 朝日が上って来る、2爺丸が着いて来る。しばらく走っていると、少し風が上って来た。

  6時35分、エンジン回転2,000に落とす、対地速度6,6ノット。
 7時10分風が強くなり14ノットに上がり見掛けの風が前に回ってアビームとなる。
 エンジン停止。それでも帆走で7,3ノットで走っている。
     大阪湾の中頃まで来ると、風が強くなって来て、ワンポイント、リーフをした

  後ろを見ると2爺丸が少し遅れだした。風も上って、見かけの風が16〜18ノットとなる。スピード
 を落とす為、7時30分。ワンポイント、リーフを入れるが、艇速が少ししか落ちない、約6,5〜6,9ノットに
 なる。大阪湾の真ん中に有る「のり網」近くで潮に引っ張られて対地速度が又7,3ノットに上った。
 8時20分少し風が落ちて来た、対地速度が6,3ノット。2爺丸が少し近づいて来た。

  鵜崎の方に針路を取っていたが、予定通りに潮に引っ張られて、明石大橋の南側の橋桁まで引
 っ張られて来た、此処で針路変更270度。泉大津を出航してからオートヘルムが我が艇の頼りになる
 ヘルムスマン。明石大橋の橋桁がはっきりと見えてきたが、泉大津を4時過ぎに先行きしているはず
 の、ポンポン丸の中村船長の姿が見えない。
 4時の出航組みは、私達よりも時間的には、北西北の流れのマックス近くで通過しているはずだ。
 同じく4時出航で小豆島へ行く空海と共に出航した「ほのぼの」の河田さんに携帯電話をする。
 彼等は先ほど明石大橋下を通過し、今しがた播磨灘に入ったが、はべた凪で風も波も無い。
 ポンポン丸とは逢っていないらしい、それではと、先行艇のご安航を祈る。
     播磨灘に入ると吹いていた風も治まったのか、静かな海面になっていました

  9時10分、明石大橋下を通かする。思ったより早い到着だ。江崎沖を通過、9時30分。ふと見ると
  スピードセンサーが回りだしたのか、艇速指示6,3ノットを指している。播磨灘に入ると、風も落ち
  て、2爺丸も追いついて来たのでエンジン始動、2,000回転。淡路島の西よりの「のり網」ブイを右舷
  に見て進んで行くと、前方にポンポン丸の姿を発見する。
        淡路島江崎の灯台       先行きしていたポンポン丸
 ポンポン丸に、付いておいでヤーと、
 声をかけて、富島漁港向かう。
 10時20分3艇揃って富島漁港に無事到着
 した。

 予定より早々の到着です。2爺丸に同乗して
 来た、キャンカーメンバーのヨシエさん。
 早速2爺丸の船底掃除に取り掛かる、
 なかなか大した女傑で、あっという間にペラ
 に付いていた貝まで落として、2爺丸の船底
 は美しくなりました。

 明日から2爺丸も気持ちよく走れるだろう。
 早々と富島漁港、到着。  女傑ヨシエさんの登場で2爺丸の船底はピカピカに仕上がる。

  防波堤では釣り人がアジを釣っている。ヨシエさんもポンポン丸より釣竿を拝借して挑戦する。
 吹田さんが、向こうより歩いてくる人、風来坊さんに良く似た人やーナと、言っていたが、近づくと何の
 事はない、風来坊さん本人や。予定より仕事が早く終わったのでと、車を飛ばして陸路のクルーズで
 登場した。昼飯を食べに皆でラーメン屋に行って、満腹になりました。富島へは初めての人も居たの
 で、風来坊さんの引率で、野島断層記念館を見学に行く。
     ヨシエさんが釣りに挑戦、イカ、ゲット。  丸ちゃんがジェノバーラインで到着。 
  野島断層、見学組みが港に帰ると、防波堤には釣り人が大勢押しかけていました。アジに始
 まってイカまで釣っています。帰りがけに釣り餌をを買ってきたよと、ヨシエさんが再度の釣りに挑戦、
 結果は、此方もイカが釣れたと喜んでいる。

  3時頃、丸ちゃんより電話、3時半に明石港を出航する、ジェノバラインで3時50分に富島到着と
 言って来た。風来坊さんが車で迎えに行く、丸ちゃん、早々の到着です。
 しばらく釣りを見学していましたが、5時半頃、全員で二台の車に分乗し「かんぽの湯」へ。
 帰りは「割烹一郎」で造り定食や天ぷら定食で祝杯を挙げる、一人2,700円の宴会でした。
   何時も通りで、かんぽの湯で入浴して。          割烹一郎で宴会。
  明日に備えてポンポン丸のバッテリーを充電する、電気を使いすぎて、スターターモーターの
 回転がままならず、エンジン始動が困難になっていました。
 キャンカーで、来ていた「もろり」さんに、中村船長が点検をお願いした、結果は矢張りバッテリ
 の容量不足と配線が細いのが原因らしい。もろりさん、お疲れ様でした、おおきにです。
       2次会はブルーシーガルで、     たわしの話で、もり上がり午前様となる。
  艇に帰ってくると、広島からキャンカーで、得ろ嫁さん、ご一行到来。我が艇で皆さんで二次会。
 得ろ嫁さんと中村船長の「たわし」話で全員で盛り上り、笑いの渦が巻き起こる。

  ヨシエさんのフラダンスまで飛び出して、時間の経つのも忘れて結局解散は午前様でした。
 風来坊さんは我が艇で、丸ちゃんと共にお寝んねする。
            ヨシエさん、音楽に合わせて、フラダンスの披露をする。

  一夜明けて、18日、5時過ぎにポンポン丸が一足先に出航する。
               富島漁港を跡に、三艇揃って小豆島へ出航です。
  ポンポンポンと、エンジン音を響かせて、小豆島へ出航して行きました。
 我々もコーヒーを飲んで軽い朝食を取り、2爺丸と共に、我が艇も丸ちゃん同乗で6時15分、
 風来坊さんに、見送られて出航する。港を出ると引き潮がキツイ、エンジン回転2,500で艇速6,5
 ノット、対地速度は8ノット。富島沖では鳴門に向かって潮が流れています。
                       朝日を浴びて、
  振り返ると朝日が美しく輝いている、2爺丸の姿が美しく照らし出されています。
 7時、潮の影響も少なくなり、対地速度が7,1ノットに落ちて来た。エンジン回転は同じく2,500で
 キーフする、艇速は6,5ノット。
 風も波もなし、触れ止めにメィンを上げてはいるが、一向に効果なし。
   べったりと着いて来る2爺丸        本船航路を斜めに横切って一路小豆島へ。

  和歌山のフラッパー田中さんより電話。昨夜は翼港で泊って、今現在、播磨灘に入って富島沖辺り
 との事。しばらくして二色の奴隷船「フエアーウインドー」の山下艇長よりも電話。
 今神戸沖、此れから小豆島に向かうとの事、今夜は小豆島の草壁も賑やかになるだろう。

  左舷側8時の鳴門の方から一艇ヨットの姿が見える、無線で連絡を取ると、どうもポンポン丸の
 様だ、潮に持って行かれて、鳴門の方まで流されたらしい。

  9時、潮も止ったのか対地速度と艇速が同じになり6,5ノットを指す。
 昨日より、小豆島に停泊している「ほのぼの」の河田さんに、此方の艇数と現状を報告する。
 昨日と違って2爺丸は船底掃除の威力が出たのか、べったりと後ろに着いて来る。
         小豆島、大角鼻の灯台。       本船航路の二番ブイ

  9時55分本船航路の二番ブイを左舷に見る。対地速度6,8ノット、艇速6,5ノット。
 10時50分、小豆島の大角鼻の灯台を右舷に見る。対地速度6,4ノット艇速6,5ノットで進む。
                約一時間後に、ポンポン丸も到着する。       
  11時10分、大福部島を後ろに見て、内海湾に入る。
 11時45分草壁の桟橋に2爺丸と共に到着。自艇のログメーターで富島より、35,7マイルでした。
 内海湾にある、草壁の桟橋は、目の前です。左舷側に高松行きの高速艇が停泊しています。

           先行きして、一昨日より、係留している。ほのぼの艇と空海艇。

  桟橋には昨日より先行きしている、ほのぼの艇と空海が停泊、河田さんと、山本さんが桟橋食堂
 (0879−82−4458)係留は一日200円、桟橋食堂が管理。のお母さんに、車を借りて、小豆島一周
 の観光に出かけていて留守です。その二艇の後ろに係船する。
 一時間あまりしてポンポン丸も無事到着した。
 和歌山のフラッパー田中さん到着です。淡輪より、Ruker、矢野&吉村さんも到着です。
  フラッパーの田中さんも到着する、淡輪のRukerさんも飛び入り参加で到着、奴隷船も到着。
 シンガリは泉大津のラピュターの伊藤さん、此れで全艇先行きしていた、ほのぼの、空海を含んで、
 9艇と成りました。全員で18人の大所帯。
 草壁の係留桟橋。ラピュタの伊東さん到着、 奴隷船も到着して此れで全艇です。
  私は何度も小豆島に来ているので見学済みですが、初めての人には24の瞳の撮影場所も近くな
 ので、ポンポン丸とヨシエさんが行こうと言っていたのですが、ポンポン丸の船長が疲れたので観光
 は中止です、結局皆さんも中止に成りました。

  観光していた、河田さんと山本さんも帰ってきた。ほのぼの観光の手配宜しく、5時15分に迎えに
 来た、サンオリーブのマイクロバスで温泉旅行。
 一人700円の入浴券を団体割引で500円に、オマケにマイクロバスの送り迎えが付いています。
    露天風呂より眺めた内海湾の風景。      見たくない丸ちゃんのストリップ。
       全員で、サン、オリーブ温泉へ。バスの送り迎え付きで一人500円也。
  汗を流して、桟橋食堂へ今夜は此処で大宴会、18人で借り切です、飲んで食って満腹満腹、 
 1人3,500円の散財です。係留料は一艇200円也。電気使用の艇は一艇750円との事でした。
桟橋食堂で、貸切状態で、飲んで食って、満腹満腹、一人3,500円也。2次会はフラッパー。

  19日、今日も天気が良いが、風も期待できない、空模様。
 一時間ほど前に「ほのぼの」が飛び出す、続いて空海も出航する。我々は全艇6時〜15分後に、
 舫を解く、ポンポン丸は奴隷船に曳航されての出航となりました、のんひりとビール片手に
 中村船長、ほろ酔い機嫌で楽しく行けるだろう。
 ブルーシーガルも、小豆島に別れを告げる、各艇の出航を確認して、シンガリを勤める。
      ご前5時過ぎより6時過ぎまでの間に出航、小豆島を後に帰路に付く。

  和歌山のフラッパー田中さんは鳴門を通過して和歌山へ。淡輪のRukerの矢野&吉村さんが今日
 は淡路の富島で一泊して、一日遅れで淡輪に帰ると言っていましたが、結局潮に乗って淡輪に帰港
 となったそうです。
        各艇は母港へ進路を取る。  今日も風も波も無く、静かに滑って行く。

  奴隷船は新西の沖までポンポン丸を曳航し、切り離した後は新西に寄航すると言っています。
 ラピターの伊藤さんは本船航路よりに、ほのぼのと空海艇の後を追う。
 ブルーシーガルは、エンジン2,500回転、艇速6,6ノット、対地速度5,4ノット、潮に押されています。
 7時13分、大角鼻沖を通過する。
          播磨灘は、波風無く、静です。  薄く霞がかかって視界が悪い。

  私と2爺丸は、逆潮を嫌って、少しでも反流と思って、家島群島の北側に進路を取る。
 8時対地速度6,3ノット上ってて来た、艇速6,5ノット風は無風状態だが、揺れ止めのためメィンを上げ
 ている。8時50分少し微風だが風が出てきた、ジブを展開する、少し艇速が上る。
 家島諸島がガスっていて、うっすらとしか見えない「のり網」を交わして10時頃、西方位置表示の航路
 ブイを右舷に見て、転進15〜20度+して本船航路を斜めに横切って、淡路島の野島江崎辺りに艇を
 進める。12時、鳴門より押してくる潮に引っ張られて対地速度7,1ノットに上って来た。
 艇速は同じく6,5ノット、エンジンも同じく2,500回転。少しずつ対地速度が上がって来る。
   連れ潮に乗って、軽々明石海峡を通過する。 飛行機を引っ張るが成果なし。

  12時40分、明石大橋下通過、橋下で対地速度は11,4ノットで大阪湾に突入した。
 針路は、引き潮の影響を見て、コンパス角度80度に取る、それでも実際は100度近く引っ張られて行
 く、西の風が少し出てきた、対地速度7,1ノット艇速も上がり6,8ノット。

 小豆島を出航した当事より、飛行機を流しているが、現時点で何も釣れない。
       大阪湾では、新西のレースの最中です。  少し風が出てきました。
  30艇近くのレース艇がスピーンを上げて、南西の方より北に向かって帆走している、
 その真ん中辺りを通過する。

  石津の航路ブイの赤とトラが11時の方向に見える。 その頃には風も落ちて来た。
 3時20分、泉大津港の我が桟橋に到着。自艇のログメーターで小豆島より63,1マイルでした。
  母港、泉大津の赤灯台が見える。 楽しい三日間もアット言うまに終わってしまいました。

  港では風来坊さんが、待ち構えていて、舫を取ってもらいました。丸ちゃんが早速デッキを洗う、
 洗い終わって一息入れた頃に、2爺丸帰港、しばらくしてポンポン丸も到着しました。
 ポンポン丸は泉大津9マイル手前で、奴隷船と切り離す、その後奴隷船は新西に、お疲れ様でした。
 次々と、空海、ラビーター、ほのぼのと全艇到着しました。

  秋風に乗ってと言いたいところですが、本の少ししか乗る事が出来ませんでしたが、天気にも恵ま
 れて楽しい小豆島クルーズでした、ほのぼの観光のおかげで小豆島では
 バスの送り迎え付きのサンオリーブの露天風呂にも入って楽しい一時を過ごしました。

 一部の写真提供は、風来坊さん。Rukerの吉村さんです。

  全行程距離。 126,7マイル。 三日間。  燃料消費量。 52リッター。  

 
 皆さん又ご縁があれば、ほのぼの観光のクルージングに参加しましょう、
 参加の皆様お疲れ様でした。河田さんご苦労様でした。次回もよろしゅーぅ。

      座標。富島漁港・・・N34,33,66,  E135,55,56,
     小豆島内海草壁・・・N34,28,41,  E134,17,47,