都志クルーズ       
                                             
                        2005/10/9〜10           
今回のクルージングも、掲示板の呼びかけで幕が開きました。
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[7136] 10月の連休は! 投稿者:ほのぼの。河田 投稿日:2005/09/27(Tue) 14:33 [返信]

9日〜10日と、淡路島の都志(つし)港へ!。洲本の真裏にあり、富島より約10マイル南下したところで、懐の広い静かな港で、高田屋嘉兵衛で有名な港です、
近くに嘉兵衛記念館が有り、播磨灘に面して墓所もあります、その上の方にウエルネスパーク五色(これで検索OK)があり、五色温泉ゆ〜ゆファイブ(600円)、レストラン浜千鳥で夕食もOKです(¥1500〜2100〜2500)9日の17,00に港よりチャ−タバスで往復してもらえます、(TAXIなら片道約¥2000^2500ですがチャータ料往復¥5000、参加者人数で按分します、10人なら、一人¥500)現在の参加艇はブルーシーガルさんとほのぼの、の2艇ですが、
このHPご覧の多くの皆さんの参加よろしく、ほのぼの観光よりご案内申し上げます。

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 10月に入って長期予報では天候が傘
マークを指していたのですが、日日が近く
なるに連れて良い方に変化をしてきました。

 今回の目的地、都志港は
「淡路島一周クルーズ」一昨年五月の連休
に洲本より南回りで鳴門を通過して
都志港に入港、次の日は富島にと予定を
していたのですが、ロイヤルの立尾氏の
遭難騒ぎもあり、
ロイヤルのミーティングも中止と成り、
泉大津に直帰する事に成った思い出が
有ります。


 今回ほのぼの観光、河田さんの呼びかけで、K&KU石田艇、ドッペルオーバー吹田&晋艇、二色の白怜江藤艇、たなぼた樋泉艇、出島のエル井上艇、私と河田艇の7艇でしたが、当日になってトムゼリー今西艇、キンキ西王子艇の合計9艇と成りましたが、何を勘違いしたのか、たなぼた、樋泉艇は一日早く雨の中を屋形船で出航して行きました。

 9時過ぎに樋泉さんより電話、オ〜ィ皆出航遅いやないかー、と言って来た。アンタが一日早いんゃー。
そんなこんなで、9日の都志港行きの出航は8艇となりました。
10月9日、ほのぼの艇は一足早く、ご前7時半過ぎに出航しました。
 我がブルーシーガルYは、ご前8時12分に舫を解く、続いてドッペルオーバー、キンキ、
トムゼリー、K&KUの5艇で「ほのぼの」艇の後を追う。
港を出ると、北の風が12ノット、エンジン回転2,500、艇速6,5ノット対地速度6,6ノット
針路277度、淡路島鵜崎の方面に針路を取る。

 9時40分、大阪湾の真ん中に有る、のり網を左舷に見る頃には対地速度は7,7に上って来た、
後ろを見ると同じ間隔で4艇の姿が見える。

                 大阪湾の中ほどに有るのり網のブイ。
 昨日の雨と打って変わって最高の秋日和で、風も良く、さわやかな日差しを背に受けて各艇は進む。
8時30分、潮に引かれて対地速度が7,3ノットに上って来た、風も少し上ってきて北東になる、スターボータックのリーチングで走っていたのが、風が北に触れて、アビームとなった、エンジン回転を2、000に
落としても、スピードは変らない、最高のクルージング日和だ。

                 大阪湾は秋晴れで最高の上天気

 今回の都志クルーズは上嶋母娘の同乗でブルーシーガルは三名の乗員です。
10時少し過ぎた頃には風が落ちてきたが、潮に引っ張られて、対地速度は7,2ノットを示している。
電話にて、二色の白怜艇の姿を確認する、我が艇の後ろ、トムゼリー等と共に確認する。
しばらくして右舷前方に、先行きしている、ほのぼの艇の姿を発見する、須磨沖辺りだろうか、ほのぼのは、ジブを半開きでウサギが飛び交う中を気持ちよく進んで行く。
          北東の風でスターボータックのアビムで快調に帆走する

 電話が鳴った、出島より出航したエル、井上&久保艇が少し遅れる様だ。
11時01分潮に乗って対地速度11,4ノットで明石大橋下をくぐる、順次各艇も播磨灘に
入って来た。
   播磨灘に入ると、風が後ろに回りコウターリーの走りで潮に乗って9,3ノットで進む

 11時40分、淡路西側の「のり網」の沖側をつれ潮に乗って対地速度8,7ノットで進む、
針路235度を+−しながら、のり網を避けて、富島沖を11時50分対地速度9,3ノットで
進んで行く、風はポートのコウターリーで見かけで13ノット、気持ちよく滑って行く。

 12時半、江井沖辺りだろう、コンビニで今朝、買ってきた、昼飯を食べる頃には潮も落ちて対地速度が7,1ノットになった、左舷前方に都志の風車が目に入る。
          都志港に到着です、港の目印は大きな風車です
 港の入り口でセィルダウン、フエンダーを出し、舫ロープをセット、静かに港内に進む、
1時28分都志港到着、ログメーター、36,3マイルでした。

 ブルーシーガルと、トムゼリーは、一昨年泊めたところに船首付けでアンカーリングする。
各艇も順次到着して対岸に、K&K,ほのぼの、白怜、キンキ、ドッペルオーバーが横付、
係船で思い思いに完了する。
 全員後片付けを済ませて、小休止。3時過ぎに少し遅れてエルも到着、私の隣にアンカーリング。
私達は迎えのバスが来ていたので、後でおいでヤーと井上さん達に声をかけて先行きする事になった。
ほのぼの観光仕立ての迎えのバスに乗車して、ウエルネスパーク五色へ、高田屋喜兵衛「菜の花ホール」を見学に行く。
               菜の花資料館と NHK撮影の高田屋喜兵ロケ小屋

 高田屋嘉兵衛は、明和六(一七六九)年、淡路島五色町の貧しい農家の六人兄弟の長男として
生まれました。幼い頃から海に親しみ船を愛した嘉兵衛は、やがて優秀な船乗りとなり、
大坂(大阪)から蝦夷地(北海道)へ至る西廻り(日本海)航路で交易する廻船問屋として活躍を
始めます。千五百石積みの大船辰悦丸を建造し、箱館(函館)に地歩を固めた嘉兵衛は、
単なる商人としてだけではなく、幕府の要請を受けてエトロフ島とクナシリ島間の航路を拓くなど、
北方の開拓者としても優れた功績を残しました。
  高田屋顕彰館・歴史文化資料館より添付。
 高田屋顕彰館を見学した後は、ゆ〜ゆ〜ファイブにて入浴、 露天風呂もあり汗を流す。
クルージングに来て一番のご馳走は、ゆったりとした温泉ですね。
 汗を流して一息ついて、
レストランで予約していた夕食です。

先ず生ビールで乾杯。
皆さんお疲れ様でしたと、ほのぼの観光の
河田さんより、ご挨拶。

 それに続いて、K&KUの石田さん、
明日より伊勢湾クルーズ、に出航する。
ご安全航海祈って再度乾杯して、
豪華な夕食の宴と成りました。
満腹になって、
体も心も温かくなってバスに
乗って港まで送ってもらいました。
 その後は、何時も通りのブルーシーガルでの二次会、入れ替わり立ち代りして、丁度午前様で
お開きと成りました。
               ブルーシーガルの艇内での二次会

 昨夜エルが昼ごろまでに帰らなくてはと言っていた。
5時半頃、目が覚めてコックピットに出て見ると、マスト灯をゆらしながらエルが出航して行きました。
              一夜お世話に成った都志港を後に出港する

 ご前6時05分アンカーを上げる、重いナーと思いつつ上げてみるとロープが絡んでいました、天候は思わしくない曇り空。石田さんに見送られての出航です。

 石田さんは昼頃に都志を後に小松島に行き、その後は伊勢湾クルーズとの事です。
ご安航をお祈りいたします。
           真の上りの風を受けて、タックタックで上って行く

 港を出ると北東の風20ノット、エンジン回転2,500、艇速6ノット対地速度5,3ノット。
真の上りです、ポートでメィン一枚で355度で北に上って行く。
8時タックを入れて64度、かろうじてメィンが働く、潮に引っ張られて対地速度が7,1ノットに上った、風は変らず22〜25ノットの見かけの風、時々スプレーが飛んでくる。

 8時25分富島沖辺りになると風も落ち着いて12ノットに落ちたが、潮の影響で対地速度は
8,1ノットに上って来た、波も静かになったのでフランスパンで朝食を取る。

 ふと見ると先に出航して行った、ドッペルオーバーが磯よりに走っている。のり網を避けてタックして、
スターボーで沖出しをして来た、その前をポートで交わして前に出る。
先行きしていた、ほのぼの艇を追い越して、このままの針路で江崎に突入する。
        上嶋さんのヘルムスで、先行きしていたほのぼの艇に追いつく

 9時15分、丁度潮止まりに橋の下を通過、潮目が押してきた、来たナーと思った瞬間、対地速度が
何と4,2ノットに落ちた、橋下を通過した処で、釣り船が沢山、右往左往している、後ろを見ると、後続艇が少し逆潮に捕まる様だ。
                    明石海峡は目の前です

 
 しばらくして振り返ると橋下に4本のマストが
見え隠れする。9時50分反流に乗って対地速度
7,1ノットに上る、風も少し出てきてジブを展開する。

 しかし、すぐ風も落ちて真の上りとなった、ジブを巻
き込んで針路98度で進む、風も見かけで12ノット
ですが、反流に乗って対地速度は7,1ノットを
キープする。

小雨がぱらつき出したが大したことは無いが、
少し肌寒い。

                     母港泉大津港に帰って着ました

 左舷に石津の航路ブイを確認、しばらくすると泉大津の赤灯台が右舷前方に見えて来た。
後ろを見るとドッペルオーバーが付いて来る、確認しながらセィルダウン。

 12時30分泉大津着岸。自艇のログメーター37,8マイルでした。

参加された各艇及び皆さんお疲れ様でした、此れに懲りず、ほのぼの観光のクルージングに
行きましょう。

      
 都志港座標 N34.25,69, E135.46,37,8