2001年7月1日より
ブルーシーガル九州周遊記掲示板より抜粋記録
その1《その2》その3
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7,17日
[116] ハウステンボスにて 投稿者:ブルーシーガル上田 投稿日:2001/07/17(Tue) 22:14

今朝起きると雨7時30分出航する、進路69度艇速6,5ノット対地速度7,1ノット、雨の中津軽のおっさんはカッパを着ている、私は薄いナイロンのジャンバー、しばらく走ると雨も小ぶりになってきた、南の風次第にきつくなる、フルセィルでエンジン低速にして艇速7,5〜7,8ノットに上がる、対地速度7,3ノット風速25ノットヒール角度25度。2時間ほどこの走りが続いた、時々スプレーがキャノピーを超えてくる、前方に大島が現れた頃より波も風も落ちてきた、11時20分ごろ大島を交わして進度75度転進、艇速6,4ノット対地速度6ノット波もも無くなった12時30分佐世保湾に到着すると雨が又降り出してきた、針尾の瀬戸の潮変わり約1時間前に逆潮を押して大村湾に突入した、
ここハウステンボスには2時15分到着した。 ところで大島と言う名前の島の多いこと。

今日はハウステンボスのシャワーで済まして、テンボス内を見て回った、夕食は店内で外食する、津軽のおっさんは艇を降りると張り切るが、何故か定番の漬物を屋久島以来作らなくなった、屋久島以来艇もよくローリングする波のせいだろうが、そうなるとキャビンに入らなくなり船酔い気分である、名コック長が迷コック長にと変わりつつある。今日も差ほどまで一緒に花火見物をしていたのに眠くなったと高いびきで眠ってしまったよって写真は無し。明日は元気になるだろうが。
明日も此処にて停泊する予定です

ブルーシーガル 上田
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 7,18日
[121] 今日もハウステンポスです。 投稿者:ブルーシーガル上田 投稿日:2001/07/18(Wed) 22:30

昨日はログメーターの記録を忘れましたので、ここにお知らせいたします、ログメーター46,9マイルでした。

今日は7時過ぎに目がさめる静かな港だ、そして今航海で一番涼しく良く眠れた、今日は津軽のおっさんの提案で大村湾を長崎空港の沖を通過し大村市までのデイクルージングを行うことにした、今日は津軽のおっさんの艇長で航海する、又今日はオートへルムの定休日だ。
ところでハウステンボスはおっさん二人で見にくる物ではない、若いアベックやギャルのグループが多い台湾よりの家族ずれの団体客でごったがえしていた,ほのぼのの、おっさん司会の稽古ご苦労さん、何時も道理の説明は土屋さんにビデオ取ってもらいや―、四州園は二回目も大成功のようやなー、あんたみきちゃん連れて此処へ来たら溶け込むデー、皆さん此処へ来るのやったら、若い女の子とおいでなー、その他はミスマッチ、鶴さん此処のハウステンボスのヨットクラブにもフラッグ置いてきたよ、オーロラさん蛸は化けてがっちょに成ったんかいなー、20日は洲本でそれから仮屋で又釣りかマスト会の皆さんによろしく、前さん、寺田さん、松本さん、山本さん、西井さん、森野さん,けん防、かづ、石田さん,樋泉さん、その他皆さん元気に遊んでまっせー。
ところで対馬に行く予定でいましたが、ここ九州のヨット乗りはあまり但馬に行かないと言う、何にも見るものも無いそうな、ただ日本の西の島と言うだけや、と言ってましたので変更して、九州のヨット乗りの穴場でイカの美味い店もある良い所を教えて貰ったのでそこに変更します。皆さんよろしく。

ブルーシーガル 上田
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 7,19日
[122] 今日は平戸港にて。 投稿者:ブルーシーガル上田 投稿日:2001/07/19(Thu) 21:46

8時きっかりに,ハウステンボスの鐘が鳴るのを合図に出航した、針尾の瀬戸を差か潮だが無理に通過し、佐世保湾を9時30分通過する,進路314度艇速6,6ノット対地速度7,3ノット東の微風4ノット,天候はうす曇,波も無い穏やかな海面だ、フルセィルでしばらく進むも次第に風が落ちてきた、10時30分対地速度6,9ノット進路250度転進、11時20分進度15度に転進する,風は無し12時15分平戸大橋の下を逆潮に押されながら対地速度2,5ノットで通過して平戸港に12時20分着岸,観光船の立派な桟橋に係留させてもらう、ログメーター304マイルでした。

ここ平戸は見学する物が多く,先ず松浦史料博物館,平戸観光資料館、オランダ商館後、寺院と教会風景の町並みや聖フランシスコ、ザビエル記念聖堂,平戸城、自転車でおっさん二人が汗カキながらの観光だ、しかし此処ではおばはんのグループや中年の夫婦ずれ又大阪のおっさんの一人旅と我々も溶け込んでいる,平戸城の天守閣より眺める平戸の瀬は一望の絶景であり、潮の流れも鳴門よりも負ける事は無く美しい光景だ、風呂は海上温泉ホテルの露天風呂で眺める平戸大橋は美しい,尚今夜はこのホテルで夕食を済ます。

平戸の瀬戸

平戸桟橋

平戸城

ザビエル聖堂

西井さんお疲れさんでした、楽しい思いでも夫婦共々取っといてなー。松ちゃんやれやれやなー。
前さんOSパンクやてあんたみたいなベテランが何をしてんかいなー、わしやったら万事きゅうすやー、
それでは皆さん又明日お会いしましょう。

ブルーシーガル 上田
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 7,20日
[125] 今日は壱岐港にて。 投稿者:ブルーシーガル上田 投稿日:2001/07/20(Fri) 19:45

6時平戸港を出航する,艇速6,6ノット対地速度7,5ノット進路66度,天候は曇り時々晴れ南寄りの風微風8時30分進路22度に転、進其の頃より風も完全に落ちてかんかん照りに成ってきた、その後対地速度6,7となりその後又7,1ノットに上がる、其のまま壱岐勝本漁港に到着する到着時間午前10時30分ログメーター29,1マイルでした。

此処の港はイカつり漁船で一杯だ,幸い島廻り観光船の隣の漁船の横に停泊させてもらい,親切な漁師さんにイカを四ハイもらう,早速おっさんはげその煮物、本身は夕食の造りと成った,この島のイルカパークに行こうと自転車を下ろしたが,再度パンク自転車屋さんを探してチュウブを取り替え3,000円の出費と成った、ここより3キロもあるイルカパークに出向く,家族ずれが来ていた、
一つ置いて隣の観光船は辰ノ島海水浴場のお客をピストン運航している、その後二山も越えた湯の本温泉にタクシーで行く,露天風呂の天然でここも鉄分の多く含んだ温泉でした、帰ってくると隣の漁師さんがやって来た、津軽のおっさんが相手をする、言葉巧みに色々と話をしているとこれから漁に出るので2時頃には帰るので,帰ってきたらイカを差し入れるとの事,津軽のおっさんの勝利でした。
追伸 おかげで又イカが食える。

今日は海の記念日で泉大津の艇も四州園に終結して楽しいクルージングをしていることでしょう。
ほのぼの、のおっさんがんばりやー。クルージングの楽しい情報を知らせてなー。
ロイヤル石津では立尾さんが帰ってくるとの事,大浜では大騒ぎになっているだろう。又鶴脊さん状況をお知らせ下さい。
久通さん届いていました,お父さんによろしく、忙しいのは良いけれどあんまり頑張って体を壊さないようにお伝え下さい。

ブルーシーガル 上田
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 7,21日
[128] 新門司港にて 投稿者:ブルーシーガル上田 投稿日:2001/07/21(Sat) 21:41

壱岐を6時に出航する,進路92度艇速6,5ノット対地速度7,1度、風は南よりの微風フルセィルで走る波も無い静かな水面だ,天候は晴れだがセィルの影で、さわやかな風が心地よい、7時30分対地速度7,2ノットに上がる、南の風見かけで7,8ノット気持ちよく走る9時30分96度に転進する、対地速度7,9ノットに上がる、11時30分右舷に大島を見る、12時頃に風がシフトして北よりの風と成った、その後278度に転進し関門海峡を東流9ノットの汐に乗って関門大橋をくぐった,その後反流に逆らいながら、ここ新門司のフエーリー乗り場の裏の港に到着した、4時35分ログメーター70,9マイルでした。

津軽のおっさんがここで下船した17日頃に28日に用事が有り帰らなければならないと,言っていたが昨夜早ければ早い方が良いとの事,それではと、今日は関門の手前の下関港で泊まろうと言っていたが今ならこの汐に乗って行けると思いおっさんに言ったが,この潮では怖い、とにかく潮を待って明日にしょうと、言っていたが,帰るのは一日でも早い方が良いと言ったではないかと,このまま関門を通過した。
港は岸壁が高くて泊められないので、台船の隣に係留させてもらい,お礼に今朝おっさんの話術でせしめた、イカを10杯ほど差入れする、台船のシャーワーを使わせてもらう、2日ほど前に指に怪我をしたと、コック長の津軽のおっさんは迷コック長なり、昨夜のイカの造りも今夜の造りも私がさばいた、飯はおっさんが炊いて最後の晩餐となり、8時30分の泉大津行きのフエリー乗り場まで送っていった。
よって今後は私一人のシングルハンドで写真の掲載は出来ないのであしからず。
堀田さんは糸井さんのナウティーキャットで三人で別府に行くと言って、電話でつながった、彼らは明日国東半島の、姫島に行く予定とのこと、私もここより姫島に向かう予定でいたので合うことを約束した。

ブルーシーガル 上田
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 7,22日
[129] 姫島にて 投稿者:ブルーシーガル上田 投稿日:2001/07/22(Sun) 18:20

新門司港を6時に出航する、進路92度、艇速6,5ノット対地速度7,1ノット8時30分南の風微風フルセィルの機帆走対地7,2ノット艇速7,7ノット、9時30分風がシフトして前に回る、その後北よりの風となり風速17〜25ノットに吹き上がる、進路96度転進、時々キャノピーを超えてスプレーが飛び込んでくるメィンだけの機帆走でタックタックを繰り返して11時25分に姫島港に到着した、ログメーター33,7マイルでした。

現在までのトラブル、ハウステンボスにて清水ポンプ水漏れ、フランジ取り付け部かけていたので水中ボンドにて修理完全には直らないが使用OK、昨日バッテリの充電量が不足のように思うが其のままにしていた、今日走っていると冷蔵庫が赤の警報が着いている、テスターで走りながらバッテリーを調べる12Vしか来ていない、おかしいなーと思い、オールタネターかなパンクをしていれば修理するか取り代えるしかない、しかし、今日行く姫島にはそのような修理屋が無いだろう、港に着いてから調べる、何の事は無いレギュレーターの結線が振動で断線していた修理OK。

堀内さんもう家に帰られて仕事をしているのかなー???。あんた12時間で帰る処をわしは6,7日掛けてボツボツ帰りまっさ−、遊んだ分仕事頑張ってとりかえしてなー、ひげ、だるまに成った顔をみてもらいゃー。
しかしあのイカあもうて美味かったなー。津軽流イカ丼思い出の食べ物や。
樋泉さん三連休はメンテナンスかいなー、あんたが来なかったから四州園は寂しかったと、前さんが言ってたよー。
ほのぼの、のおっさん、洲本、浦港と四艇揃ってクルージングの梯子やなー、又其方の情報おしえてなー。
マスト会は皆揃って沼島ですか、今いてる姫島は大潮であわびのつかみ取りやデー、ここまで来たら腹いっぱい食べられるけれど、藤原さんあんた歯を抜いたので残念やなー。
前さん今堀田さんと貸し自転車で二人で島の裏側にある、温泉に行ってきた、鉄分の含んだ温泉でしたょ。
今夜は堀田さんの乗ってきた42フィトのナゥティキャットのオーナーの糸井さんの招待で夕飯をご馳走になります。
彼らは明日別府に行く予定です。

ブルーシーガル 上田

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 7,23日
[134] 岡村島コテージにて 投稿者:ブルーシーガル上田 投稿日:2001/07/23(Mon) 21:59

今日は6時に、堀田さんらと共に出航した、彼らは別府へ、私は彼らが21日に立ち寄った中嶋に行こうと思ったが、風呂が無いと言っていたのを思い出して、少し遠いが西井さん夫妻が良かったと言っていた岡村島に行こうと、早速西井さんに電話をしてコテージの電話番号を聞き、まだ時間が早いので昼過ぎに掛けようと、思い進路を本線航路転進しそれを横断して中郡水道に進路を取る、詳細は艇の中に忘れてきたので細かく書けないので、思い付くままの記録とします、風は当初東の微風でしたが9時頃には風波も出てきてフルセィルで波は時々デッキを洗うほどになったが少しか続かず、風も波も次第に収まって来た、潮に乗って対地速度は平均7,2ノットをキープしていたが、午後1時30分頃に再度本線航路に突入し、しばらくは艇速対地共6,4ノットを保っていたが2時40分頃には来島海峡の逆潮に次第に押され始める、当初この岡村港には4時28分到着予定とGPSが表示していたが、水路を進むに連れ段段と対地速度が落ち初めて最終的には3,9ノットまで落ちてしまった、ここ岡村港には到着時間午後6時00分でした、ログメーター83,6マイルでした。今日は12時間動労や。

西井さんのお気に入りのガソリンスタンドの兄ちゃんに色々とお世話になりこのコテージも当初電話で役所に申し込んだ時は一杯で部屋は無いと言っていたのですが、兄ちゃんが再度電話してテレビの無い部屋でも良いかとの事、かまわないと返事をして部屋を取ってもらった挙句に軽四トラックを貸してもらってこのコテージに泊まることになった、ここしか風呂は無く風呂に入りたいならば、ここで泊まるしかない、私一人で四人部屋で3000円とは安い、夕食はこの島の四つ繋がった端の島まで車で湾岸線を約16キロ、ドライブして飯屋にありつく定番のカキ氷もきっちりと食べて、コテージに帰ってきて風呂にも入り今この作業をしています。
前さんの電話では台風が発生したとの事、もう一日この島でのん気に過ごそうかと思っていましたが、今夜一夜の厄介になり、明日は粟島まで行くことにしましたが、粟島では泊まらなくては風呂に入れてもらえないと堀田さんたちが言っていたので、向こうで泊まろうかなー、と思っています。
西井さん有難う御座いました、スタンドの兄ちゃん親切この上ないなー、かんしゃ、かんしゃ、
航海記録は艇の中に下書きを書いたのとメガネもここに持ってくるのを忘れてしまったので間違っていたらごめんなさい。

ブルーシーガル 上田

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 7,24日
[136] 粟島港伊勢屋さんにて 投稿者:ブルーシーガル上田 投稿日:2001/07/24(Tue) 16:26

昨日の航海記録の訂正。
中郡水道は、平郡水道のまちがい、ログメーター84,3マイルでした。

今朝いつものように5時過ぎに目がさめる、艇にいったん帰って、潮待ちまでの時間を利用して再度沿岸道路をドライブする、西井さんの言った通りこの島、岡村島とその他2島は愛媛県、後の長島その他の島は広島県橋で順番に繋がっている、島波街道の小型版だ、約二時間近く朝のドライブもすみ7時50分に出航する8時50分来島海峡に差しかかる、潮が止まっていてオートへルムに舵を持たせたまま通過した、海峡を越えた頃に風が落ちて前に回ってセィルがばたつきだした波も無くなって来たのでセィルを下ろす、今回のクルージングでは初めてのことです、艇速6,5ノット対地速度7,7ノット67度に転進する、10時40分左舷に豊島右舷に高井神島との間を抜ける、波も風も無く無性に蒸し暑い。内海は藻が多いワッチに目が放されない、今日は走りながらも汗をかく、その後対地速度7,8ノットで走っていたが次第に潮も力が無くなった、粟島到着1時30分ログメーター38マイルでした。

堀田さんにここルポールで宿泊しなければ風呂に入れないと言っていたので、河田さんに電話をしてルポールの番号を聞き早速電話をしたが今日は受け付けられないとの事、仕方が無いがとりあえず、行くことにした、到着後民宿を探しここ伊勢屋さんに宿泊して夕飯も朝飯付でもちろん風呂もあり8000円にてOKと成った、早く着きすぎたので見学と思ったが島には何度か来ていて良く知っているのに、暑いのにゆっくりしようと2時過ぎにお邪魔をした。

西井さん粟島もOKです。岡村はあんたの1押し、私の2押しです。
風来坊さん、同じ日に島波街道の各島に来ているとは知りませんでした、私は伯方島や因島興参時二、三回、回っていますので西隣の岡村島に停泊していました、携帯の電話番号を知っていれば連絡して会えたかも分かりませんね、もしかして大声で呼んだら分かったかも。

ロイヤル石津の皆さん元気な顔を拝見しましたょ、立尾さんの歓迎皆さん盛り上がった事でしょう、では会える日を楽しみにしています。
樋泉さん、二十六日の会合に出来れば赤崎さんと土屋さん共々よろしくお願いします、私の留守の分よろしくお願いします。
前さん台風情報有難う、松ちゃん大阪は暑いと言っていましたが今日は風が無くうだるような蒸し暑さに伸びました、早くクラ―の効いた部屋で寝たいです。こんな時間にアップ出来るのは初めてです明日は四国の津田に行く予定です

ブルーシーガル 上田
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 7,25日
[142] 自宅にて 投稿者:ブルーシーガル上田 投稿日:2001/07/25(Wed) 23:40

昨夜6時ごろ潮が思ったより引いていたのでルポールの桟橋に艇を見に行くとなんと、艇が座っている、測深計を入れると、1,7メーターであり完全に座ったままだ、これ以上は引かないと地元の漁師さんの言葉を信用して、いせ屋に帰り夕食にありつく、私一人の泊まりなのにたいそうな、六品もの料理を出してくれる、あわびを出されて食べたが歯がおかしくなった、朝が早いのでと言うと、それではとおにぎりを朝食代わりに、作ってくれると言う、風呂に入り9時過ぎに寝る。
今日も何時ものように5時に目がさめる、早速握り飯を作ってもらい艇に持ち込んだ、昨日は風も無く蒸し風呂のような目にあったので、今日は西井さんもどきで、屋形舟で行こうとセットした、5時55分もやいを解く、進路61度艇速6,5ノット対地6,9ノットその後対地7,2ノット7時30分転進71度、対地7ノット瀬戸大橋の下を行く、本線航路に入り、備讃瀬戸に入る、男木島女木島を右舷に見る、ちょうどその時、河田のおっさんより電話今日は津田か?、そう思うて出て来たんやが大潮で昨夜艇が座ってしまって困ったわ、津田も浅いから考えもんやなー、そんな話の中、富島え行くことにした、11時10分小豆島地蔵崎を通過、対地5,5ノットに落ちる2時30分対地速度が7,2ノットに上がる、昨夜も一昨夜も艇で寝ていないクラ―の効いた部屋で寝たい、今夜は蒸し暑いし寝れるかなー、ふと思い津田も富島も、何度も行っているし見るものも無い、それではこのまま一直線で潮のまんも良いし泉大津まで行ってしまおうと、明石に向かう、4時40分対地9,1ノット4時55分明石大橋を通過対地12ノット、大阪湾に入る6時頃北の風が吹いてきた、早速ジブを上げる、風が強くなり見かけで25ノットになる。
対地速度7,3ノットに上がる、そのまま泉大津赤灯台を7時17分着、桟橋に接岸、その時に土屋さんと、藤原さんが、来てくれた、まさか今ごろ帰ってくるとわと、言っていた、息子に迎えに来るようにと電話をして置いたので直ぐに来た、四人で話をして今日はこのまま帰ることとした、ログメーター89,3マイルでした。一番長く走った距離でした。

本日此処にブルーシーガル九州一周のクルージングは終わりました。
ご支援していただきました、皆々様有難う御座いました、無事に帰ってきたことをご報告申し上げます。

今回の航海記は終わりますが、航海記のまとめなどを記載しますので、ご意見色々お聞かせ下さい、又お知りに成りたい事が有れば私にわかる事で良ければお答えいたします、取り急ぎ御礼まで、ご支援頂いた皆様には改めて御礼いたします。

ブルーシーガル 上田
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[145] 有難う御座いました。 投稿者:ブルーシーガル上田 投稿日:2001/07/26(Thu) 23:09

皆さまブルーシーガルYは7月25日午後7時17分我が母港泉大津に無事帰ってまいりました事をご報告申し上げます。

今後、航海距離、天候状態、艇の整備状態、居る物と無くても良いもの、燃料状態、寄港地の状態、風呂情報、食事の状態、寄港地の町の情報、その他の情報等を記載して今後のクルージングの参考にと考えておりますのでよろしく。
ご支援メールを頂いた方々、前さん、樋泉さん、河田さん、鶴脊さん、石田さん、藤原さん、だぶる・れいんぼうさん、かすがまるさん、鶴背さん、銀矢さん、岡田さん、寺田さん、松本さん、山本さん、西井さん、土井さん、風来坊さん、脇さん、吉田さん、うみねこさん、うみだいすきmikさん、かずあきさん、けんぞう&かずさん、浦さん、伊藤さん、今西さん、沼田さん、堀田さん、その他の方々厚く御礼申し上げます。
泉大津ヨットクラブの皆さん、ロイヤル石津ヨットクラブの皆さん、泉大津ヨット泊地協会の皆さん、マスト会の皆さん。ご支援頂いた、その他の皆さん。

誠に有難う御座いました謹んで御礼申し上げます。

追伸
29日は泉大津ヨットクラブのレースです、各艇参加をしてください、他のクラブの艇も大いに歓迎いたします。
追伸の追伸、
家に帰って寝ようとしたが身体が火照ってクラ―の効いた部屋でもなかなか寝付かれないと嫁はんに言う、古だぬきの嫁はんの言うことは、西田さんに電話をして、冷凍室に入れてもらったらと言いよった。

ブルーシーガル 上田

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[152] クルージング報告其の一 投稿者:ブルーシーガル上田 投稿日:2001/07/28(Sat) 00:15

ブルーシーガル九州周遊の平均日程。

全行程25日実質運航日21日、後の日数は、レースに2日、屋久島1日、ハウステンボス1日合計4日の休みとなります。
全航程(休み以外)21日合計時間160時間47分。平均一日巡航時間約7時間40分。
この時間は当初私は陸で働いても一日の動労時間8時間と考えた結果それよりも20分マイナスに成りました。

全航程マイル数(レース別)1,074,2マイル、平均一日約51,15マイルでした。(この数値は我が艇のメーター)による。
平均速度、汐の満ち引きなどもありプラス、マイナスが有りますが、ブルーシーガルにとってはプラスに成った潮が多かったのか、平均約6,68ノットでした。

エンジン回転数2,600〜2,800間での回転です。風の強い日は2,000回転に落としました。風の強い日もフルセィル、ジブとの二枚張りでリーフの必要はありませんでした、これも天候に最高に恵まれたおかげであります。

メィンセィルは何時も上げて居りましたが、最後の日は前の日の暑さに耐えかねて、天気予報でも風が無いとの事で、屋形船として日除けのテントを張った為、上げませんでしたが、大阪湾に入ってからジブは上げております、全行程の内ジブを上げたのは30%ぐらいでしょうか?。

一番短い距離は四国下田港より室津までの間で25,1マイル、運航時間3時間45分でした。
一番長い距離は最後の来島より泉大津港までの間で89,3マイル、運航時間13時間22分でした。

次は一ヶ月足らずのクルージングに必要と思う物要らない物を記載いたします。

ブルーシーガル 上田
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[153] 燃費について 投稿者:ブルーシーガル上田 投稿日:2001/07/28(Sat) 23:34

燃費について。

燃費については、伝票を貰っているものと領収証も又は貰ってない物も有りリッター数は分からないので支払った金額を記載します、又その地方や販売店によって値段がまちまちであります。
7/3下田港¥6,528 7/8宮崎\17,000 7/10種子島\5,432 7/13枕崎\4,230
7/15五島列島¥6,500 7/21新門司\11,168 岡村島\5,889
燃料合計金額\56,747円でした。給油所は五箇所。
 約一日平均金額\2,700円になります。

ある所では、これはガソリン屋でも漁船専属の店でありますが、(配達込み)
例、軽油単価\62,9円
 軽油取引税\32,1円
 消費税単価5%\ 3,2円
合計    \98,2円
これは良心的な金額と思いますが、時には離島で高い金額を請求された事もあり、宮崎は特に高かったように思いますが配達込みの金額が含まれていたのかもしれません。

オイルの消費量について。
三日に一回点検しました、約紙コップに七割を三杯程度でした。合計約1,5リットル程度でした。

ブルーシーガル 上田
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[158] 周遊記まとめその1 投稿者:ブルーシーガル上田 投稿日:2001/07/30(Mon) 23:01

九州周遊記について1.

必要な物。
一番の働き者、エンジンでした、航行中はレース以外回していました、その他発電の為4〜5時間ぐらい使用しました。

二番目、オートへルム、これについては全航行中私が舵を持ったのは、港の入出港の約一港に尽き入出共半時間ぐらいです、それと針尾の瀬戸大村湾水路差か潮を押して、逆潮約4,5ノットの航行時約半時間と平戸水道逆潮で5ノットの航行時、約四十分、関門海峡連れ潮で9ノットの航行時は約一時間近くでした、明石海峡連れ潮約5,4ノット時約40分、来島海峡は潮が止まっていたのでオートへルムで航行した。

三番目は、折りたたみ自転車これは結構役立ちました。

必要では無かった物。
出航時にはあれもいる、これもいると、所帯道具のリストアップをして無い物を補給しましたが、結局なにも要らなかった、随一ガス炊飯器だけはお世話に成りましたが結局これも、十回程度でした。

食事に付いては走りながらの昼飯も十回ほどで港に着いてから素麺を作ったり、外食となりました、航行中の昼飯はカップラーメンや焼そばで素麺を作ったのは四回ほどでした、米の飯を食べたのは、最後の航海の粟島の民宿で作ってもらったおにぎりのみと成りました。
朝食はパンと野菜ジュウスでした。夕食は艇内で米を炊いたのは、十回ほどその他は外食と成りました。

暑さに参り港に着くとかき氷を探すのが定番と成りました。
燃料消費量は一時間当たり、約2,7リットル。

ブルーシーガル 上田
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[160] 周遊記まとめ2 投稿者:ブルーシーガル上田 投稿日:2001/07/31(Tue) 21:10

九州周遊記について2.

艇の予備部品は今まで積んでいる物の外は、増しロープ、ぐらいでです、

以前より積んでいる予備部品は、オートへル1,ミキシングエルボ1,エンジン冷却用ポンプアッセンとインペラー、スタンチュブアッセン、ベルト類2、増しアンカー1、修理道具その他、フエンダ―予備、ハリヤード類一式、シャックル類一式、接着類一式、燃料用ポリタンク3,水用ポリタン2,電池類、海図四国九州方面、六枚、GPSロム二個、港湾案内書四冊、これらは等うクラブの岩井氏にお借りいたしました。
私の持っていた海図は古く昭和四十年以前の物ばかりで使い物になりませんでした。

持ってゆけば良かったと思う物。
マットフェンダー、又は20センチ×80センチ厚さ2センチぐらいの板、これはフェンダー二つを岸壁側に差し渡しにつるす、こうすると岸壁に着いているカキなどはフェンダーに着かない、岸壁に横抱きにする時用、梯子、瀬戸内はちょうど大潮と重なって満ち引きの差が四メートルほども有りました。岸壁上がり用、なんと言っても一番は浮桟橋である、これらを考えると、瀬戸内ではシングルハンド又は少人数でのクルーズは浮き桟橋に限る、

食料などは現地で買えますが、小さな島や田舎ではコンビにが無く、スパー的な店屋しか無い処もあり、それでも品物が思うように調達が出来ません。

次回は風呂情報を書きます。

ブルーシーガル 上田
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[161] 周遊記まとめ3 投稿者:ブルーシーガル上田 投稿日:2001/08/01(Wed) 21:09

九州周遊記について3,

今日は風呂について。
1日 徳島日和佐港。ここは千羽温泉、風呂OK,宿泊も可、かんぽの湯的な所。
2日 高知室津港。旅館、吉田屋にて入浴できます。
3日 高知下田港。風呂なし、キャンプ場のシャワー使用、午後9時まで。
4日 土佐清水港。この町は漁師が出稼ぎに来るので、風呂屋は二軒あり。
5日 宮崎門川港。町営の小高い丘の上で食事もOK, 温泉、露天風呂有り鉄分。
6日 宮崎サンマリーナ―。シーガイヤー、関連ホテル、一ツ葉。
7日 宮崎サンマリーナ―。シーガイヤー、関連ホテル、一ツ葉。
8日 宮崎サンマリーナ―。シーガイヤー、関連ホテル、一ツ葉。
9日 鹿児島内之浦港。コスモピア内之浦、温泉、食事も加、鉄分。
10日 種子島西之表港。ロイヤルホテル、温泉OK。温泉風呂。休憩OK。
11日 屋久島宮之浦港。屋久島の南の海岸、平内海中温泉、露天、汐の引き時。
12日 屋久島。島の西に面する、村営、湯白温泉、小さな湯船、休憩所有り。
13日 鹿児島枕崎。大きな漁師町で銭湯あり、浜の湯、暖簾なし、探しにくい。
14日 上甑島里村港。港の前、ホテル里村館。温泉OK,洗濯OK,休憩出来ます。
15日 長崎野母崎港。野母崎総合運動公園、その中に温泉有り、食事OK。
16日 上五島列島奈良尾港。小高い山の上、奈良尾温泉センター。
17日 宮崎ハウステンボス。ここからは出ても何も無い、ハバーのシャワー。
18日 宮崎ハウステンボス。 ここからは出ても何も無い、ハバーのシャワー。
19日 平戸港。平戸海上ホテル、温泉、露天風呂有り、食事OK,見晴らし抜群。
20日 壱岐藤本港。隣町の湯本温泉、タクシー使用、休憩所有り、露天風呂有り
21日 新門司フェリーの港なので何も無い、台船に係船しシャワーを借りた。
22日 大分県姫島港。 島の裏側に村営の温泉、鉄分、自転車で20分。
23日 岡村島岡村港。村営のコテージ、ここで入浴。
24日 粟島粟島港。民宿、いせや、宿泊して入浴する。
25日 泉大津港到着。自宅にて入浴。

航海中。シャワー   合計四回。 銭湯 合計二回。 ホテル 合計三回。 コテージ 合計一回。
    民宿     合計一回。 宿屋 合計一回 温泉 合計十二回。

半数は歩いても行ける所ですが、自転車を積んでいましたので足に使いました、タクシーを利用したのは、
壱岐の湯本温泉まで、片道料金は約\1,870円。帰りはバス利用料金\480円。
自転車の移動で一番遠かったのは姫島の温泉でした。ここはタクシーが無い。
屋久島は、レンタ―カー使用、平内海中温泉は汐の引いた時二時間前後入浴可能です。参考になればと思います。
質問あればメールにて。お答えします。

次回は各港に付いて。

ブルーシーガル 上田
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[163] 周遊記その4 投稿者:ブルーシーガル上田 投稿日:2001/08/03(Fri) 00:11

今日は港についてその1。

 徳島日和佐港はクラブの皆さんの中には行かれた方も沢山いると思いますが、入って左手の岸壁が何時でも空いています、約鼻付けで20艇は係留可能です、近くにガソリンスタンドも有り、 コンビにも有ります。港上のクラス。
 
 高知室津港は前のテトラの一文字堤防の左右より入れますが入ると直ぐ右に行きます、突き当たりは大きな港で岸壁も高く小型船ヨットには不向き、私たちは突き当たりの直ぐ横の40mの水路を抜けた一番旧港に停泊しました、旧港内でも、あちらこちらに置くのでしたら、約15艇はOK,町も大きい、港上のクラス。

 下田港四万十川の川裾より右よりに入港し、そのご右折するが砂浜なので左の方を航行する港は水路に沿って3港有り、私たちは一番小さい手前の港に係留した、漁港の事務所の前許可OK,5,6艇可能あまり良い港とは言えないし何も無い、これと言う店なし、燃料補給はOK,配達可。港下のクラス。

 土佐清水港、入り口が思ったよりも狭いが中が大きい、この町は漁師が出稼ぎに来るので、港内は幾つもに分かれていて泉大津の船だまりよりも大きな場所が五六ヶ所有り、町も大きく何でも手に入る、大きな漁港で上のクラス。

 宮崎門川漁港、泉大津の船だまりの一点五倍ぐらいの港、漁業組合の前に係留する、組合の前に5,6艇係留可、その他であれば数十艇OK,漁師は親切である、水は漁組より補給、燃料も電話で配達OKとの事です。町は中、港上のクラス。

 鹿児島内之浦漁港赤灯台を入ると左右に分かれている、右側は大きく空きも沢山あるが小型ヨットには不向き、左の水路を奥に進むと細長い港が有り、漁船の間に係船する、ここの漁師は魚を取るより養殖を主にやっていて餌の匂いがきつく、ハエが多い。静かだ、町は中、港中クラスです。

次回は種子島より記載します。

追伸。
今回のクルージングでDVビデオを持って行き、撮影してまいりました、一時間テープ2本と15分ほど撮影しました、内容は航海記録とて前後のカットの入れ替えなどは無くして人物をなるべく省略し、主に港の情景や航行風景、見て廻った名所古跡等を約2時間VHSテープにまとめて編集をする事にいたしました。皆さまには、よろしければ実費でお分けいたします、尚送り料の方が高くつきますので、泉大津港か自宅の方で手渡したく思います。
なにぶんにも民生機器で手持撮影の素人ですので、プロ撮影にはとうてい数段劣ります。
現在編集進行中、1時間58分に粗編集が仕上っています、妥協で始まって妥協で編集です、タイトル及びテロップと音楽を乗せれば仕上がります、音楽は著作権フリーを乗せます、マスターテープの仕上がり日は今月の五日の日曜日になる予定です。テープを見れば大体の航海記録が分かるかも、今後の参考にと思います。
お申し込みの方はこのページに申し込んでください。

お分け出来るテープの種類と値段。
VHSテープ1本\300円。(HG) S-VHSテープ1本\500円。ミニDV80分テープの50%SP仕上1本\1,400円。ビデオCDは無し。
お申し込みについては製作都合もありお早めにお願いします。

ブルーシーガル 上田、
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[166] 周遊記その5 投稿者:ブルーシーガル上田 投稿日:2001/08/03(Fri) 21:42


今日は港についてその2。

 種子島西之表港、この港は正面に漁港の水揚げは有り、その北側の漁船黙りに係留した、岸壁が少し高い、正面横手では数艇の係留が可能ですが波が少し打ち込んで来ます、燃料は港の前OK,買い物も出来ます港は中です。

 屋久島宮之浦フェ―リ埠頭は右側で船だまりは正面の右側と公園の前、私は正面の所の漁師さんの隣に漁師さんより定置アンカーを借り係船しました、静かな港で公園には水と便所が使えます、買い物はOK,港は上です。

 鹿児島県枕崎港、大きな港でどこへでも係船可能私は正面の左横手の岸壁の漁船の横に係船しました、買い物はOK燃料OK,港は上です。

 上甑島ここは港が大きくてフェリー波頭も有り、どこにでも係船はOK,ですがうねりが入ってきて艇はよく揺れました、店屋は少なく港は下です。

 長崎野母港この港も大きな港ですどこにでも係船は可能です、私は漁協の水揚げ場の横に始めて横付けしましたが、隣の漁師さんが夕方より漁にでるので桟橋を使えと言われて立派な横付け桟橋を使わせてもらいました、買い物OK,水OK,便所前に公衆あり港上でした。

 上五島奈良尾港、この港も大きくて東より波が打ち込んでくる、隣りに小さな漁港が有りますが入っていっても係船の場所が無い結局大きな方に係船した、夜ボトムを叩く波の音がして暑苦しい中眠れなかった、買い物は店屋が少ない、燃料配達OK,港下でした。

 長崎ハウステンボス、桟橋横抱き係留費二日で\7500円買い物も何も出来ない、電気水は桟橋に設備有り電気有、シャワークラブハウス無料。

次は平戸より記載します。

ブルーシーガル 上田、
その1《その2》その3