2001年7月1日より
ブルーシーガル九州周遊記掲示板より抜粋記録
《その1》その2》《その3
---------------------------------------------------------------------
 6,22日
[14] 皆様にご挨拶 投稿者:ブルーシーガル上田 投稿日:2001/06/22(Fri) 23:28

このホーム頁及び掲示板も「だぶる、れいんぼう」さんのおかげをもちましてこんな立派な掲示板が開設出来た事をこの場をかり御礼申し上げます。ヨット長年乗っておりますが、PCの扱いもメールの扱いもれいんぼうさんと合う三日前に購入し現在試行錯誤でがんばっております、皆様の声援を一身に受けてヨットを操るよりしんどいなーと音を上げて折ります未熟者ですがよろしくお願いいたします。
---------------------------------------------------------------------
 6,25日
[21] 航海準備中1 投稿者:ブルーシーガル上田 投稿日:2001/06/25(Mon) 20:54

皆様に現状報告
24日泉大津のレースの日、浦さんと伊東さんと右舷側に係留しているサクセス時田さんの4名で試走することにした、早速セールを取り替えてレース海面に行く、すでに各艇はスタートを切っていた、もやの中トップ艇は視界にない、10分余り遅れてスタートラインを切る、西の風4ノットから8ノット時々息をしながら振れ回る、磯よりの風は安定していた、そんな中3艇ほどに追いついた、この風でよく滑ってくれた船底掃除のお陰である。
家に帰ると二人の息子が充電式剃刀機を買ってくれていた、女房は着る物の整理の為プラスチックの容器が良いという、ガス炊飯器も買った、生活用品の足りない物を補給し、今日積みこみに行った。ヨット用品は補給しなくても手元に有る物でOK。アンカーローブ、大きいフェンダー。その他もろもろである、残りは4.5日分の食料と水タンクの入れ替え、燃料の補給、それと折りたたみの自転車、思いつくとあれもこれもと荷物が増える。ほどほどにしたい。

ブルーシーガル上田
---------------------------------------------------------------------
 6,27日
[27] 航海準備中2 投稿者:ブルーシーガル上田 投稿日:2001/06/27(Wed) 23:09

皆様に現状報告

ロイヤル石津ヨットクラブの皆さま、今夜徳弘さんの所に行ってクラブ旗をもらって来ました、周航中、交流の出来たクラブとのクラブ旗の交換のため用、その時の話では無線でつながったクラブ員に私の出航を送りに行こうと連絡をしたと言っていましたが、1日の午前3時に出るんやでーそんな事昔でゆうたら牛三ツ時、そらー無理やデー、皆んな眠くてしょうがないやないか、わし勝手に行くのにそらー気のぞくや―、悪いけど又無線で皆に連絡しといてと、言ってきましたので皆さま寝床の中から送ってや―、又HPでいろいろ送ってください船上より航海現状の報告はいたします。現在生食品と燃料の補給のみ、気楽に遊びに行きますのでよろしく。後日又報告します。

ブルーシーガル上田
---------------------------------------------------------------------
 6,29日
[33] 準備中その3 投稿者:ブルーシーガル上田 投稿日:2001/06/29(Fri) 09:08

現状報告

私の竹馬の友(ガキ、からの友)が二、三日前に連絡あり、前前から七月に東北の方の温泉に行こうと言って来たが、私がヨットで九州を廻って来る計画をしているので行けないと言うと、それでは秋に伸ばそうかと皆で話し合ったらしい、そんな連中が、一ヶ月あまり顔が見えないと寂しいなーと言って急遽送別会をすると言う、皆ご隠居の気楽な人たちである、其の中の二人は明けても暮れても和歌山へ鯵釣り三昧、昨日もクーラー一杯釣ってきたと言っていた、後はのんきなご隠居生活、私だけが皆から言わせれば変な趣味、それでも年に一二回は私の艇で太刀魚釣り、皆良く飲む連中で私だけが下戸、そんな連中と昨夜は飲み回って午前様、だが勝手な者で私だけが同年輩でもまだまだ若いと思っている、ヨット仲間と一緒にいると自分の年など忘れているが、この連中と一緒に居ると自分の年を思い出す、そんなこんなで夜がふけていった。

泉大津ヨット泊地協会の中でマスト会と言うのがある、この会ものんべいの会である、何故か私も入れられている、私は今回の準備で行けなかったが、皆んなそろって23〜24日と洲本で飲み明かしてきた、彼らといると皆若いので自分も若く感じてしまう、こんな事を思うのは年のせいかなーとつくづく思った。
このマスト会が30日の夕方歓迎会をしてやると言う、私にしてみれば何時もどうりのクルージングで少し長めだけの事、でも心温まる思いである。

ブルーシーガル 上田
---------------------------------------------------------------------
 7,1日
[40] 第一目日和佐にて 投稿者:ブルーシーガル上田 投稿日:2001/07/01(Sun) 20:00

第一日目

昨晩出港まぎわまで桟橋での宴会でした、皆さん見送り有難う御座いました。また、又沢山 お餞別をいただき有難うございました。

7/1 03:05ホームポート出港 加太瀬戸まで真上り機帆走06:45分、通過後はアビームからクオータリの風でした、伊島 11:00 通過し四国日和佐港到着、 13:15分。ログメーター65,5マイルでした。

潮に助けられ、思ったより早く日和佐につきました。
30分遅れぐらいでマリオも到着した、艇内をそれぞれ、かたずけをし海亀博物館を見学した、その他散策、温泉で其の日の汐を流しました。

ブルーシーガル 上田
---------------------------------------------------------------------
 7,2日
[45] 遅ればせながら 投稿者:ブルーシーガル上田 投稿日:2001/07/02(Mon) 13:20

遅ればせながら

出航前夜30日の夜、マスト会始め泉大津ヨットクラブの皆さまに歓迎パーティを開催していただき有難う
御座いました。

今日2日目午前5時35分「マリオ」と共に日和佐港を出航太平洋はべた凪、風は北よりのゆるやかな微風、艇速6,3ノット、風を追い越して見かけの風が前に回る、214度室戸岬の鼻に取る、潮に押されて11時岬を交わす、室津港は目の前に見えてきた。

ブルーシーガル上田
---------------------------------------------------------------------
 7,2日
[47] 第二日目室津港にて。 投稿者:ブルーシーガル上田 投稿日:2001/07/02(Mon) 22:53

室津港に12時に着岸、ログメーター41,2マイルでした。

べた凪の紺碧の太平洋ではトビウオが面白いほど右から左から飛んでくる、漁港の岸壁である、早速堀内さんが素麺を作ってくれた、満腹になって自転車で散策する、喫茶店でかき氷を食べる、この親父さんが昔はマグロ漁船の無線士で七つの海を渡り歩いたとの事、この港も昔はマグロ漁が盛んであったが、近年はマグロも無く金目鯛の漁船に変わっていてここ金目鯛の本場となっている、町には四国八十八ヶ所の霊場二十四番札所、津照寺に参拝する、ここの本尊は地蔵菩薩で海上安全のご利益があるらしい、風呂は吉田屋旅館に一人300円で入れてもらった、今日の夕食は堀内さんが腕に選りをかけて餃子、焼肉の生姜焼き、の献立である。

ブルーシーガル上田 
---------------------------------------------------------------------
 7,3日
[50] 第3日目下田港にて。 投稿者:ブルーシーガル上田 投稿日:2001/07/03(Tue) 19:12

今朝午前一時に漁船のエンジンの音で目がさめる、引き波がボトムを叩く、それが二三分置きに出航する、こんなに早く漁に出る港も珍しいのではないか、ある漁港ではサイレンの音を合図に一声に飛び出して行く、まるでF1のレーサー並みの漁港も有った、そんなこんなを考えている内に再度ねむりにつく。
我々は5時05分にアンカーをあげた、港を出ると北よりの微風、機帆走で進度263度かろうじてセールが利く、艇速6,3ノット対地速度7〜7,4ノット黒潮の反流に乗る、波も無く鏡のような太平洋、しばらく進むと風がシフトして後ろに回って来たが見かけで6ノットぐらいなので艇速より遅いので完全に前に回ってしまう、仕方なくジブを閉まって走りつづける、昼前には其の風も再度シフト南に振ってきた、しばらくは安定して走っていた時に、前さんから電話が入る、しばらく話しをしていてキャビンより出ると西井さんからの電話が鳴る,聞くと寄港地の変更だ、足摺岬に近い四万十川の下流にある下田港にどうかと言う,それではと進路変更246度に転進した,しばらく進むと波があわ立って風が見かけで20〜25ノットに上がるが港が目の前に見えてきたのでジブも出さづにそのまま港に侵入したた、着岸時間は午後2時15分漁港前にアンカーを打った,今日一日のログメタ―は60,9マイルで有りました。

ここは風呂屋がなく。立派なキャンプ場がある、ここののシャワーが9時迄使えるのでここで済ます。

ブルーシーガル上田
---------------------------------------------------------------------
 7,4日
[56] 第四日土佐清水港にて。 投稿者:ブルーシーガル上田 投稿日:2001/07/04(Wed) 21:31

午前6時50分下田港を後にする、171度艇速6,3ノット対地速度7,1ノット風は昨日と同じく微風、しばらくして184度に変更する、逆潮になる対地6,1ノットしばらく進むと足摺岬の灯台が1時の方向に見えてきた、其の頃になって風が北よりに変わって風速19ノットに上がった、エンジンをスローダウンしジブを出して帆走する、艇速7,5ノットブローが入ると8,5ノットまで上がってきた、そのままで足摺の灯台を10時にクリヤーして300度に転進したとたんに風が前よりになる、落とすと暗礁に近づくのでやや上り気味でエンジンを手伝わせてジブを巻き込む、灯台が後ろ気味になってくると黒潮の影響で艇速6,7対地速度2,7ノットと4ノットも落とされる、しばらく我慢のおしん状態20分もすると対地速度も次第に上がってきた、後ろにマリオもがんばって付いてくる、予定していた土佐清水港の白灯台を確認した、室津の吉田屋で会った、この土地の漁師の話のとうりに入港する、すると淡輪の沼谷氏のバルチック35が停泊している、早速もやいを取ってもらい、話を聞くと2日の日に淡輪を出て一直線で昨夜着いたらしい、昼飯を食べてすぐにこのまま宮崎に直行すると言っていた、私たちは今日は此処に停泊し明日出航の予定で有ると話をした、私たちの土佐清水到着時間は午前10時35分に赤灯台に到着、距離はログメーターで25,1マイルでした。

追伸 
足摺の灯台を少し回った時突然堀内さんが亀や―と叫ぶ、私も指を刺す方を見ると姿が無いしばらくして見ると突然亀が我が艇のボトムの下をすいすいと。右舷側よりから左舷の方へ泳いで行った大きなアカウミガメでした。
昨日の下田港は風呂屋が無くキャンプ場のシャワーで済ます、所がこのキャンプ場へは山を超えなくては成らなく行きは汗だく、帰りは山から下りだけ涼しかった、燃料も補給した。
清水港に早く着いたのでこの町を散策する、赤灯台を右に見て進むとなんと泉大津の船だまりの大きさの漁港が六ヶ所も有りいかにも漁村そのものである、どこにでも係船で着る状態だ、漁船は、見吉が高く長さは八間、肩が一間三尺ほどの漁船だ太平洋の波に絶えられるように、皆見吉が高い、三時過ぎに銭湯に行く二軒有った、そのついでにコインランドリーで洗濯をする、一時間半も掛かる、町にはマーケットや宿屋も沢山ある喫茶店も数あり開けた漁師町だ、六時に山寺の鐘が鳴った。

ブルーシーガル 上田
---------------------------------------------------------------------
 7,5日
[62] 宮崎県門川漁港にて 投稿者:ブルーシーガル上田 投稿日:2001/07/05(Thu) 22:13

午前4時清水港を出港する、進路275度艇速6,1ノット対地速度4ノット潮に押されている、黒潮と引き潮が重なって小さなうねりの中に三角波が立っている、7時30分283度に転進する、艇6,3ノット対地6,9ノット潮が見方になり始めた8時15分沖ノ島の北側を通過する、其の頃には三角波も少なくなってきて完全に黒潮の反流に乗った艇速6,3ノット対地速度7〜7,2ノットに上がってきた、9時に256度に転進するそのまま黒潮の反流に沿って進む、この頃には大きなうねりのみ風も無く無風状態だ波高10m波長60mぐらいのうねりが時々くる、延岡港に近づいて見ると海岸が浅くテトラポットに砕ける波しぶきで灯台がはっきり見えない、二度ほど近寄ったが大事を取って次の港門川港に入港する、この港は漁港で漁師さんに声をかければ漁港の水揚げ場の一番いい所に二隻並んで停泊することが出来た、漁師に聞いてこの町の温泉に行く500円で露天風呂やサウナまであり夕食はこのレストランで取った、入港時間午後4時20分艇のログメーター76,9マイルでした。
明日は天気も下り坂雨模様である。後宮崎までは40マイルほど。

ブルーシーガル 上田
---------------------------------------------------------------------
 7,6日
[67] ラグゼ一ツ葉にて 投稿者:ブルーシーガル上田 投稿日:2001/07/06(Fri) 18:58

門川漁港を5時55分に出航する、昨夜は小雨が降っていたが、今日も雨かなーと思っていたが曇り空で現在のところ雨の気配は無い、雨の用意に今日は屋形船で出航する、艇速6,3ノットエンジン回転数2600〜2700、対地速度6,9〜7,2ノット進路204度一直線で、サンマリーナ宮崎港に行ける、岸は相変わらずかすんで見えにくい所々に刺し網のブイが浮いている、昨日も今日も飛行機を流しているがなにもかからない、マリオは小さいながらもシーラーを釣った、10時過ぎに雨が降り出したが20分ほどで上がった11時20分到着した。ログメーター36マイル、今日は一番短い距離で無事に二艇共到着しました。

ロイヤル石津ヨットクラブの皆さん今度の日曜日は七夕レース今年もお星様が見えないかも・・・又春日丸さんHPでは初めてよろしく、鶴さん出張お帰りなさい、大政さんや徳弘さんによろしく銀矢さん支援ありがとう、西やんは30日の夜港に来てくれました「だぶる・れいんぼう」さん見送り有難う、ロイヤルのクラブ旗ここのハーバーに渡しておいたょ、まだここのクラブ旗できていないらしい。
泉大津の皆さん支援有難う、前さん、石田さん、ほのぼのさん、脇さん大鳥居さん、その他支援してくださる皆々様有難う御座います。無事に到着です、今夜はマリオの好意でホテルラグゼーツ葉に泊めていただくことになりました。
クラ―の効いた部屋で現在メール作成をしています、外は雨雨ラッキーな時間対に入港出来た事に感謝感謝。

ブルーシーガル 上田
---------------------------------------------------------------------
 7,7日
[74] 宮崎二日目です。 投稿者:ブルーシーガル上田 投稿日:2001/07/07(Sat) 22:23

長崎は今日も雨だった・・・と歌に有るが今日宮崎も昨夜からの雨続きだ、昨夜はクーラーの効いた部屋でぐっすりと休む、午前8時30分過ぎに浦さんと伊東さんが到着した、早速六人でホテルの朝食を取る午前10時に出艇申告を済ます、午後より受付に申請をして回航補助金、金十万円をもらう、エントリー費我々は四人で二万五千円差し引き七万五千円のもうけだ、クルージング費用の足しになる。全艇80艇東は東京より西は山口よりのエントリーAクラスで艇名バロネス神奈川逗子、舘ひろしの名もある、石原慎太郎が来るという、6時艇長会議をサミットの有ったホテルシーガイヤーで行われた、続いてパーティが開催した宮崎県知事の挨拶に続いて石原慎太郎の挨拶が有り、舘ひろしの乾杯で始まった、ところで徳島の阿波踊りのレースで我がブルーシーガルがスピーンを破った、その時のビデオが徳島証券のコマーシャルに成っていると言っていた、知らぬが仏である。今夜もホテルでクラ―の効いた部屋でお休み。

ブルーシーガル 上田
---------------------------------------------------------------------
 7,8日
[81] レース参戦記 投稿者:ブルーシーガル上田 投稿日:2001/07/08(Sun) 22:10

今日はレース、さあースタート。
我々Bクラスのスタートはゼネラルリコールで15分遅れとなった、風が西超微風スタートの出来ない艇もある、トップにマリオが出た我々は3番てのスタートとなった、艇速は0,3ノット〜1ノット未満、上りの微風、第一マーク回航時はマリオが一位ブルーシーガルが4位その後潮と風との兼ね合いで一時マリオを抜くが風が東に触れてスピーんランと成る、すばやくマリオがスピーンアップ、しばらくして抜き去られる後ろを見ると一成にスピーンの花、我々もスピーンアップしたその時電話が鳴った、勝ちゃんだ、今レース中や後にしてと電話を切る、一足遅れ3,4艇に抜かれる、風が少し出てきたが艇速約3ノット弱、コース短縮フニーシュー、Bクラス60艇中マリオが2位、ブルーシーガル6位という結果でした。今日は7月7日で舵胚は7位に当たった、一段下げて7位やったらなーと思った、今日のログメタ―13,56マイルでした。
皆さま暑い中お疲れ様でした。

ブルーシーガル 上田


---------------------------------------------------------------------
 7,9日
[84] 鹿児島内ノ浦港にて 投稿者:ブルーシーガル上田 投稿日:2001/07/09(Mon) 21:10

9日午前6時にホテルを出る、マリオ一同にハーバーに送ってもらう、西井さん夫婦は瀬戸内を通って7〜10日掛けて泉大津に帰る、その他は今日帰ると言う、我々は浦さんと伊藤さんを乗せて6時30分出航する、しばらくすると鵜戸神社が見える、6,8ノット対地速度7ノット鵜戸崎を9時15分に通過する、南よりの風が少し出てき、日も差してきた暑くなる、ソウダカツオを釣る、11時15分都井崎を右手に見る、シーラ―がはねている、風が東に触れてランニングとなった、風速見かけで6〜8ノット艇速7,2ノット対地速度7,8ノット波も無く良くすべる昼飯に素麺を食べる今回で3度めとなる、その後飛行機を引き上げたが大きな物が掛かったのか切られていた、志布志湾を横断して内之浦港に入る、1時40分アンカーを入れた、ログメーター48,7マイル、フエリー、便の為この港で浦さんと伊藤さんが帰ることになった、二人をバス乗り場に送ってゆく、其の帰りにこの町のコスモピア内之浦に行く300円で温泉に入り定番のカキ氷を食べる、夕食は彼らの差し入れのうなぎを食べる。

追伸 藤原さん仮屋へ蛸釣りに行ってきたか・・・・釣れたかなー・・・・
津軽のおっさんが大奮闘してコック長をやってるょ、漬物にこっていて三度三度漬物三昧。
プロパンガスが終了したのでおっさん早速ボンベ持って街中に繰り出した。伊東、浦氏は別嬪のバス運転者に見とれながら目尻を下げて、気を好くしながら貸切バスに乗り込みました。

ブルーシーガル 上田
---------------------------------------------------------------------
 7,10日
[89] 種子島港にて 投稿者:ブルーシーガル上田 投稿日:2001/07/10(Tue) 22:08

10日午前5時50分内之浦を出航する。天候は晴れ、昨日と同じようなかんかん照り、進路199度艇速6,4〜6,7ノット対地速度6,3ノット風は南よりの微風セールがバタバタしている、日陰を作る為のセールの役目だけである、その後進路209度に転進する対地速度4,4ノット、黒潮に完全に押し返されている、風が少し出てきた、小さなうねりがある、ジブを出すと艇速7,2ノットだが対地速度5,5ノット佐田岬の山々がかすむ頃、種子島が霞の中より視界に入る、島の横手に差し掛かると島影の影響か?、鏡のような水面油を流したような光景だ、行く手に西之表島港の灯台が見えてきた、到着時間12時20分ログメーター49,1マイル。

早速艇をもやったが三度ほど移動する、漁船の隣に停泊をして鉄砲錬来の島鉄砲資料館に見学に行く自転車ですぐの所だ、帰りに定番のカキ氷を食べに喫茶店へ一休み、ここでロイヤルホテルで風呂に入れることを聞く、早速行って一番風呂に入る、帰りにプロパンガスを補給して燃料も補給した、今夜の食事も昨夜と同じく伊東さんの差入れのウナギの蒲焼。津軽のおっさんの料理もさえてきたところで皆さんヨットはエンジンでっせー、ここまでの航海で、帆走は、ほんの一時、レースは別ですょー、樋泉さんゃ徳弘さんのおっしゃるとうりで御座います。

尚マリオ西井さん夫妻は関港に夕方6時に入港したと携帯電話で知らせて着ました。

ブルーシーガル 上田、





---------------------------------------------------------------------
 7,11日
[92] 屋久島宮之浦港にて 投稿者:ブルーシーガル上田 投稿日:2001/07/11(Wed) 22:12

11日午前5時40分種子島を出航する,進路234度艇速6,6ノット対地速度5,5ノットしばらく進むと風が強くなるが南西の真上りジブを上げづに其のまま進む波もきつくなり,デッキを洗い始めた、対地速度6,7に上がる9時過ぎに屋久島が行く手に見えてきたが,種子島が左舷にへん張りついて離れない、なんと細長い島なのだろう,私が名前を付ければキュウリ島かごぼう島と名付けただろうと思う,この島の上には入道雲が広がっていた,屋久島は雲の中に山々を隠していた,そんな中前方に宮之浦の赤灯台が次第に近くなってきた,島影に入ると風も波も収まってきて10時10分港に入る。漁船の横手にアンカーのもやいも借って二泊の許可をもらう,ログメーター31,1マイル。

早速持ってきていた讃岐うどんを食べて丘に上がる、レンタカーを二日の契約で借り、早速紀元杉や千年過ぎの散策にと出かける、時間を計って島の裏側にある、平内海水温泉に行く、この温泉は干潮の前後4時間の入浴しか出来ず無料である、帰りにトロ―キの滝も見学した。

西井さんは讃岐の三机港に入港した、雨にたたられて20マイルほどしか走れなかったらしいと携帯電話で連絡あり。

藤原さん、マスト会にトビウオの一夜干しを送っておいたので酒の肴にしてください。

ブルーシーガル 上田、
---------------------------------------------------------------------
 7,12日
[95] 屋久島にて 投稿者:ブルーシーガル上田 投稿日:2001/07/12(Thu) 20:29

今朝は8時起きとなった、今航海中一番遅く起きる、車で港の近くにある屋久島環境文化村センターに見学屋久島の映画を見る、大きな画面でヘリコプターで撮影していた物を見ると自分が飛行機の上から見ているような気になる、その後白谷雲水峡に向かう途中でコインランドリーで洗濯を済まし、その後に白谷雲水峡を散歩、弥生杉などを見学し、昼食は最寄のレストランで済まして、志戸子ガジュマル園を散策し大浦温泉にて入浴した、更に屋久島灯台を見学、ここから西の方を見ると沖に口良部島が目の前に見える、帰りがけに永田いなか浜で海がめの産卵のために上がってきた亀の足跡を見る、ここ屋久島は自然が一杯の島だ、野生の猿や屋久島鹿などが道を歩いている、信号も無い海岸道路、猿もいっぱい鹿もいっぱい、ギャルもいっぱい、空気は美味い。

西井さん夫妻は今日は来島海峡に近い岡村島に午後3時に到着した、この島には村営の桟橋が設置されていてコティジも有って村の兄ちゃんに軽自動車借って島を回ったらしい、この島が気に入って明日も島周りをするとのことで携帯電話がありました。三机港でこの島の事を聞いたらしいです。

ブルーシーガル 上田
---------------------------------------------------------------------
 7,13日
[100] 今日は枕崎港です。 投稿者:ブルーシーガル堀内 投稿日:2001/07/13(Fri) 20:11

午前5時30分屋久島を後にする、346度艇速6,6ノット対地速度6,3ノット潮におされ気味だ、しばらくして波と風が出る、西の見かけの風約8ノット、フルメィン、フルジブで艇速が上がった、6,9ノット対地速度6,7、波がだんだんと悪くなってきた、9時15分右舷に竹島左舷に硫黄島を交わすと波が次第に落ち着いてくる、風が前に回って北よりと成った、セィルが効かない、右舷の二時方向に開門岳が見えている、薩摩富士と言うだけの事はある、気高くそびえている12時頃には風が吹き出した、リーチングで枕崎を目指す、一気にそのまま入港した。
1時30分到着、ログメーター56,9マイルでした。

ここ枕崎では昨日は豪い雨やったらしい、今日は晴天で暑くてしょうがない、種子島で自転車のサドルが壊れて自転車屋に修理をしてもらったが、屋久島でも直ぐに壊れた、早速丘に上がって自転車の修理サドルを中古の物と取り替えて500円、向かいがわに薩摩白波の酒造元の酒蔵あり早速見学をする、いろいろ見て回って定番のかき氷に有り付いた、風呂屋があって自転車で市内を散策大きな町だ港も土佐清水よりかなり広いここの漁師さんたちは宮崎より出稼ぎに来て一船船主の人たちでカツオを追ってこの時期はここと真夏になれば長崎と出稼ぎの漁をしているらしい、あちらこちらにそれらの人が5,6人集まって酒盛りをしている、町のマンホールもカツオや鯛の絵模様であった、夕食は寿司を買ってきて艇内で食べた。石田さん15日には長崎に行ける予定です。
歯を抜いたとか、がんばってくださいよ・・・・勝ちゃんレースもう無いので又電話してやー。
ほのぼのノおっさん、クラブのクルージングの司会あんじょいたのんまっせー。西田さん、ほのぼのノおっさんにふりまわされんょうになー。
前さん温泉の写真地元のおっさんととけこんでるやろー。浦さん伊藤さんご苦労様でした、屋久島は良かったよ、松ちゃん山本さんご苦労様でした、
長崎の二位は大きいでー、鶴さんロイヤルの七夕雨降らんなんだか。皆さん元気でやってます。

ブルーシーガル 上田
---------------------------------------------------------------------
 7,14日
[106] 今日は上甑里村港です。 投稿者:ブルーシーガル上田 投稿日:2001/07/14(Sat) 19:32

5時55分出航する、晴れ進路274度艇速6,5ノット対地速度74ノットしばらくして北よりの微風セィルがばたつかない程度である、6時30分320度に転進ししばらくすると波と風が出てきた、ジブを出す、艇速6,8ノット対地速度7,5ノットその後波も収まって来た頃に一時の方向に大きなひれ発見、イルカかなーと思ったが、なんと大きなサメであった、その後潮に押されて対地速度5,9ノットに落とされるが潮の変わり目かその後7,2に上がってきた、11時00分333度に転進し上甑島の里村港に向かう、12時35分到着した、ログメーター47,6マイルでした。

西井さんに電話をした、今日栗島に3時頃到着した、明日は小豆島に行く予定とのこと、松ちゃんのメールの件伝えといたよ。

この里村を散策する、武家屋敷,亀城後、三十センチぐらいの丸い石で石垣が有るだけだ、この港の前には里村交流センター甑島館と言うのが有って温泉に入りランドリーで洗濯をする、あちらこちらから団体で土曜日のなのか?、泊まり客も大勢いた、この温泉の湯は有馬の温泉によく似た鉄色の温泉で五年前に完成したとの事でした。
夕食は外食で済ます。

ブルーシーガル 上田
---------------------------------------------------------------------
7,14日
[107] 追伸 投稿者:ブルーシーガル上田 投稿日:2001/07/14(Sat) 20:21

前さん、
上甑島はそんな所とちがいまっせー、私の停泊した港は里港と言うて、ひょうたんのくぼんだ所にあり、対岸は約一キロのキャンプ場や海水浴場も有り今日も家族ずれで海水浴に来たお客さんで甑島館が客で一杯でしたよ、又風力発電の発電機も有ります、それでは又よろしく。

鶴脊さん
立尾さん20日帰るとの事、世界一周無事生還おめでとう、私は迎えに行けないけれどよろしくお伝え下さい、徳弘さんにも、クラブ旗宮崎のクラブ事務所に渡してきたこと言うといてや―、ロイヤルの皆さんにもよろしくお伝え下さい。
---------------------------------------------------------------------
 7,15日
[110] 長崎野母港にて 投稿者:ブルーシーガル上田 投稿日:2001/07/15(Sun) 21:10

5時55分出航する、曇り空、進路350度艇速6,9ノット対地速度6,6ノットしばらくして東よりの微風メィンとジブで初めて5〜8度のヒールをかんじる、だがこの風も続かず、前にと回りだした、9時風が止まったと同時に太陽が薄曇りながら照り始める、風が落ちるとうねりが出てきた、10時頃前方にヨット32〜34ぐらいの艇を発見こちらに近づいてくる、洋上で話し合う、彼らは今日我々の向かう、野母埼港からの出航らしい又彼らも我々と入れ替わりに上甑島に向かうと言う、油壷から出て来たと言っていた、彼らも我々と同じく男性の二人だ、彼らと別れて一路野母埼港に向かう、入港時間12時35分、ログメーター50,4マイルでした。

長崎県野母埼港に入ると岡崎のブリアン34フィートが停泊していた、早速たずねる、津軽のおっさんはこの町にあるお寺に行く、尋ねてみると彼らは長崎の大村湾の奥に停泊しているとの事、湾を出るのが大変なのでここしばらくは此処を拠点にしているとの事、この地域又港の情報を教えてもらう、彼らも大阪に行っていた事も有り堺や北港の事は良く知っていた、又どこかで会いましょうと分かれて自転車で走っていたら、突然後輪がパンク、地元の漁師に聞くと山口自転車店と言うのがある、ずいぶんと遠い道のりだ結局押しながら対岸の街まで出てこの町を一回りする格好になった、約一時間半もかかり1000円の出費となった、艇に帰ってくると、津軽のおっさんも帰っていてこの野母崎にある、海の健康村で温泉に400円で入れると言う、津軽のおっさんはブリアンの艇の話をすると私も行って来ると飛び出していった、しばらく待っていたが帰ってこない仕方なく水を詰め込んで、到着時に話をした漁師さんの船が6時に出てゆく、其の後の桟橋を使えばよいと許可を貰っていたので早速移動をしたが、おっさん話に華が咲
いたのか帰ってこないので、一人で温泉に行く、湯船から見る景色は夕日に染まり軍艦島の左横手に太陽が落ちていった、美しい眺めである、帰りがけに地元のすし屋に立ち寄る、地元ならではの鯵、かんぱち、いさはやで取れた貝名前を聞いたが直ぐに忘れてしまった、腹いっぱい平らげて、帰ってきたが、途中でおっさんから電話が有ったが帰っていないので、今日はこのまま送ります

西井さんより連絡有り今日は栗島を5時出航して小豆島内之浦に3時過ぎに入港したらしい、停泊料はうどん屋のおばさんが取りに来て200円に上がったらしい、今日は早く着いたので夫婦してバスで24の瞳を見学したとの事、明日は早くから明石の潮に合わせて泉大津向け最後のクルージングとなる予定、ご安航を祈る。
昨夜堀田さんから電話有り、彼が関わっている糸井さんの艇で、金毘羅参りと別府え行くとの事、片道の航海に同乗すると言っていた。

オーロラさん仮屋で蛸釣れたかなー????・・・・・・大阪は今日の天気はどうでしたんか・・・・・・
皆さんよろしく。

ブルーシーガル 上田

---------------------------------------------------------------------
 7,16日
[113] 今日は上五島奈良尾港です。 投稿者:ブルーシーガル上田 投稿日:2001/07/16(Mon) 21:36

5時前大粒の雨、目がさめてハッチを閉じる、今日はどないしょうと、津軽のおっさんと相談する、結局この大雨、このままもう一日野母港ですごそうかと、再度ボンクに潜り込む、八時前ふと目がさめる、ピーヒョロロ、トンビが空を待っている、これは晴れるど、と思いおっさんをたたき起こす、これから出航しょう、もやいを解いたのは8時灯台をくぐる時ぱらぱらと来たが半時間もしないうちに薄日が差してくる、軍艦島を右舷に見る、南の風10ノットフルセィルで6,7ノット進度300度対地速度6,6ノット波が次第に高くなってくる11時方向からの波だ、時には三メーターも有る、浦中さん状態になってくるがセィルが効いていて片方だけのどんぶらこ、艇速は時として73〜8ノットに上がった、対地速度7,3五島列島が見えだす頃には波も収まったが風も落ちてきた、それに伴ってスピードも落ちる、五島列島の中通島の奈良尾港に到着1時30分、ログメーター42,2でした。

西井さんより連絡あり、今朝雨の中5時に出航した、午後の三時に泉大津泊地に帰ってきたと言っておりました、松ちゃんヘリコプター飛ばさんで良かったなー。

奈良尾は小さな漁港と大きな港が有る我々は大きな方に入った、この町は見るところが無い大きな樹が観光と成っている、だが温泉センターと言うのが有ってここでも温泉に入れたが小高い山の上に有り自転車を押しての風呂行きは楽ではない、思い出すと私の知り合いの設計士をしている人がこの五島の生まれで自転車にようのらんと言ったことが有った、来て見て初めて分かるが坂の無いのが100メートルぐらいで上り下りがおびただしい、一つ裏手に入ると急な坂道と石段の道、隣に行くにも石段の道、ひな壇のように家が建っている
畑も段段畑のみ、夕食は港の側の飯屋で夕食を済ます。消防署と警察はこの島の上五島を賄っているので立派な物です。大阪は暑くて雨やったらしいが、今日は涼しく過ごせるようだと思っていたら雨が降り出してきました。

ブルーシーガル 上田
《その1》その2》《その3